『新 野球を学問する』桑田真澄 平田竹男
早稲田の大学院で勉強した桑田氏。昔の野球道「練習量の重視」「精神の鍛練」「絶対服従」を今再定義するならば「練習の質の重視」「尊重」「心の調和」であると。この本は5年前に発行されたものだが、今をときめく大谷翔平について、彼はメジャーへは日本の緻密な野球を身につけてから行くべき、それがひいては日本の野球界のためになると。まさにその通りのシナリオが進行中た。


『プロ野球 見えないファインプレー論』仁志敏久
野球は派手なホームランやジャンピングキャッチだけでなく、平凡に見えるプレーの裏にプロにしかできない高い技術の蓄積が隠されていることがある。仁志氏はその為の準備の大切さを説く。『球辞苑』という番組が好きなのだが、それに通じるような野球の奥深さを教えてくれるなかなかの好著。


『日本野球よ、それは間違っている!』広岡達郎
今の日本プロ野球について数々の苦言が呈されている。その考えは現代野球では古いのでは?と思われるところもあるが読むとなかなかの説得力。大谷の二刀流については反対、投手の技術を磨き第二の金田になれと。何より打者をやると走りやスライディングでどんなアクシデントに見舞われるかわからず、そんな危険を冒すのは間違っていると。ちょうど読み終えたところで、大谷が怪我で試合欠場の情報が入ってきた。