Sさん、入居当初から認知症がかなり進行しており、ご自分の歳はもちろん、身内がいるのかいないのかさえ不明。
でも触れ合っていくうちに言葉の端々から、どのような生活を送られていたかがうかがえます。
「お姉ちゃん(私の事)、子供さんいるの?
私も男の子と女の子いてね。」
「工場に行かなきゃ。」等々。
「お姉ちゃん、お腹の赤ちゃん元気?(ただの脂肪です(笑))良かったねー、旦那さん産んでもいいって言ってくれたの?」
更に、トイレ介助に入った男性スタッフに
「あんた、ホテルに連れ込む気?!」
その男性スタッフ、思わず
「そんなわけあるかい」
と突っ込んだらしいです(笑)
何かしら複雑な事情がある暮らしをしていたんでしょうね…。
そのSさんも時を経て
更に認知症が進み、
前ほど会話も成立しなくなってきたのですが
今だに言うのが、トイレ介助時に
「お腹に赤ちゃんいるから無理させないでー」と。
いつまでも母性って残ってるんだなぁと感心する反面…。
毎回吹き出してしまいます(笑)
