どうも、福村康廣です。

 

前回に続き、チリのワインと醸造についてご紹介します。

■ビーニャ・デル・ペドリガル

ビーニャ・デル・ペドリガルは1825年設立の伝統あるワイナリーで、何世代にもにわたって家族経営を行っているそうです。

自社畑で収穫された高品質の葡萄から高クオリティなワインを造り、急速に成長を遂げ、注目を集めている醸造所です。

 

広大な面積を持つ自社畑は、チリワインの中心地といわれるセントラルヴァレーに点在しており、品種の特性に合わせて栽培地を厳選しているのだとか。

自社葡萄100%だからこそ、高品質な葡萄をふんだんに使用でき、その洗練された味わいが世界各国で愛されているようです。

 

数多く流通しているチリワインの中でも、コストパの良い本格的な味わいから、日本だけでなく海外でも人気を博しているとのこと。

国際的なワインの品評会でも金賞を数多く受賞するなど、そのクオリティは既にプロフェショナルに認められてるようです。

また、このように近年急成長を遂げており、規模は大きくなりましたが、変わらず畑至上主義で、大切に丁寧に葡萄畑の管理を行っているといいます。

彼らのように誠実に畑を大切にするワイナリーは、とても信頼できますね。

 

【代表的な商品】

デル スール カベルネ ソーヴィニヨン レセルバ 2020 ビーニャ デル ペドリガル

タイプ:赤ワイン/辛口

品種:カベルネ ソーヴィニョン

 

樹齢10年のカベルネ・ソーヴィニヨンを100%使用した強いルビーレッド色のワイン。新樽40%のオーク樽で12ヶ月熟成しているのだとか。カシスやベリーの豊かな香りに、バニラやチョコレートの香り、熟したタンニンと樽熟成によるペッパー、タバコ、トーストの香りが混ざり合っており、心地よいオークの香りが広がる優雅な味わいとのこと。長く続く余韻も印象的だといいます。

 

【相性のいい料理】

赤身の肉、ラム、ジビエと相性がいいそうです。風味の強いチーズやスパイシーな料理とも合うのだとか。