どうも、福村康廣です。

 

今回は、アルゼンチンのワインとワイナリーについて紹介します。

 

【アルゼンチンのワインについて】

アンデス山脈の東側に広々とした面積を誇る国土があり、山のふもとにはブドウ栽培地が広がっています。代表的な産地はメンドーサ州で、ルハン・デ・クージョやマイプといった銘醸地が揃っている地域です。国内における生産量は7割を占め、そのほかサン・ファン州や北西部カファジャテといった地域が第二の生産地として挙げられ、世界でTOP5に入るそうです。90年代よりプレミアムワインの醸造も増え、深く果実味があふれる豊かな味わいに、注目を集めているといいます。

 

赤にマルベックやボナルダを、白にはトロンテスやシャルドネを使用しているとのことです。また、標高の高い畑は日中と夜の寒暖差が激しく、ワイン造りにぴったりの環境だそうです。

 

■カテナ

ニコラ・カテナ氏がイタリアからアルゼンチンへ渡った1902年、メンドーサでブドウ畑を開墾し、国内の消費者をターゲットにワイン造りを進め、アルゼンチンで最も大きなワイナリーに発展したといいます。

 

1980年代、世界的に成功・発展を果たした高級カリフォルニアワイン。これに刺激を受けた、三代目ニコラス・カテナ氏(現当主)は、当時の醸造責任者であるホセ・ガランテ氏と一緒に、アルゼンチンで世界に認められるような最高のワインを産出することを目標にしたそうです。

 

そして2001年、フラッグシップ「ニコラス・カテナ・サパータ」をリリースし、世界各地で開催されたブラインドテイスティングで1位、2位を獲得する快挙を成し遂げ、カテナのワインが世界的に知名度を上げるきっかけとなりました。

 

さらに、2009年には南米の造り手として、初の「マン・オブ・ザ・イヤー(英Decanter誌)」に選ばれるなど、注目を集めたそうです。

 

現在、娘であるラウラ・カテナ氏が主軸となり、マルベックやテロワールの研究を進め、ブドウ栽培の品質アップに力を入れているとのことです。

 

【代表的な商品①】

カベルネソーヴィニヨン 赤/フルボディ/750ml/

「アルゼンチンの至宝」とも呼ばれている高評価のワイン。

同国においてマルベックのパイオニアとも称されているほどの、カテナワイナリー代表のワインだそうです。タバコ、杉、ユーカリといった特殊な香りと、カシスのような甘酸っぱいアロマが特徴とのこと。ブラックベリーの風味にミント、エスプレッソなどの要素が漂う密度の高い深い味わいを楽しめるといいます。

【相性の良い料理】

青椒肉絲

 

【代表的な商品②】

シャルドネ 白/辛口/750ml/シャルドネ100%

【相性の良い料理】

蟹クリームコロッケ、伊勢えびのテルミドールなど

 

【代表的な商品③】

マルベック 赤/フルボディ/750ml/マルベック100%

【相性の良い料理】

肉料理(鴨肉のコンフィ、仔羊ローストなど)