どうも、福村康廣です。
今回も鹿児島県の焼酎と酒蔵についてご紹介していきたいと思います。

■奄美大島酒造
全原料の60%以上が上質黒糖で占めており、奄美で一番おいしい水といわれる“ジョウゴの水”を 地下120mから独自のパイプラインで送水して使用、 2年以上熟成して自然のまろやかさを引き出しているそうです。
栓をあけると穏やかな黒糖の香りが広がり、軽い穀物香があるとのこと。
口に含むと辛みと甘みのバランスがよく、まろやかな仕上がりで口当たりもやわらかいとのこと。糖分ゼロで無添加の高級蒸留酒です。
代表的な商品:浜千鳥乃詩 30度 900ml

■有村酒造島有泉
与論島限定の黒糖焼酎、それが「島有泉」です。黒糖焼酎は奄美諸島でのみ作ることが許されているそうで、その最南端の島である与論島にある唯一の酒蔵とのこと。製麹からビン詰め、ラベル貼りまで全て手作業で行っていのだとか。
代表的な商品:島有泉 25度 1800ml

■西平酒造
上品な甘味が強調された黒糖焼酎、それが「加那」です。
造り手の想いが伝わってくる一品です。
とてもコクがあるため、ロック・水割りどちらの飲み方でも楽しむことができます。
代表的な商品:加那 30度 1800ml

■弥生焼酎醸造所
黒糖ファンにはたまらない一品、それが「まんこい」です。
30度モノは本当に珍しいらしく、滅多に入荷しない限定焼酎なんだとか。
知っている人ならだれもが欲しがる黒糖焼酎ではないでしょうか。
「まんこい」という変わった商品名ですが、現地の方言で「千客万来」の意味があるそうです。
選りすぐった黒糖と仕込み水を使用し、甕仕込で仕込むそうです。
常圧蒸留後に樫樽で貯蔵することにより琥珀色の黒糖焼酎になるのだとか。
栓をあけると黒糖の甘い香りと、樫樽貯蔵による樫の香りがミックスされとてもバランスの良い香りが広がるそうです。
度数がちょっと高いため、口に含んだとき25度よりフワッと黒糖のコクと甘みが広がりますが、黒糖のくどい甘みは無くスッキリとして、ほのかに広がるスモーキーな香りがあります。
代表的な商品:まんこい 30度 900ml