どうも、福村康廣です。
今回も鹿児島県の焼酎と酒蔵についてご紹介していきたいと思います。

■濱田酒造
赤兎馬などで広く知られている濱田酒造を代表する銘柄「海童(かいどう)」。
鹿児島県産の「黄金千貫芋」を使い、伝統的な黒麹で仕込まれているそうです。
最新の設備を活用して造り上げられた逸品とのこと。さつまいもを蒸したような深い味わいと甘い香りが特徴なのだとか。酒質は爽やかでいて軽く、飽きることのない飲み心地だそうです。
代表的な商品:海童 25度 1800ml

■濱田屋伝兵衛(傳蔵院蔵)
芋初溜取り、もしくははな垂れと呼ばれる焼酎です。蒸留過程において、最初の段階では高い度数の焼酎が出てくるそうで、モロミの中のアルコール分が減少していくに従って徐々に度数が下がっていくのだとか。通常であれば、芋焼酎で平均すると36度の原酒が取れるそうです。その際、初期の度数の高いものを抽出したのがこの”初溜取り”といわれるものだそうです。
代表的な商品:兼重原酒初留取 芋 42度 500ml

■濱田酒造
選りすぐった芋焼酎を樫樽で3年間以上貯蔵・熟成させ、原酒のまま特製最高級美濃焼きに瓶詰めされたもの、それが「特上大魔王」です。樫樽を用いた熟成によりもたらされるバニラのような香りと淡い琥珀色が特徴的で、高いアルコール度数があるとは思えないほどにまろやかな味わいととろみがあるそうです。
原酒の美味しさを堪能するためにも、飲み方はロックがおすすめとのことです。
代表的な商品:特上大魔王 36度 600ml

■濱田屋伝兵衛(傳蔵院蔵)
焼酎を蒸留するときの初溜部分のみを使用した米焼酎の原酒で、はな垂れとも呼ばれています。焼酎の全蒸留の中でもほんの数%しか抽出できないとても稀少な焼酎の原酒ですが、それをそのまま味わえるのだそうです。
その味わいと風味はクオリティが高く、ただでさえ貴重な「兼重」を長時間貯蔵することにより、もともと持ち合わせていたダイナミックな個性を穏やかに仕上げた逸品なのだとか。
甕を用いた貯蔵は、遠赤外線効果等により熟成が促されるそうです。甕壷貯蔵による独特の芳醇でまろやかな香りが楽しめるのだとか。長時間の熟成によりもたらされるコクが口当たりをよくしてくれるそうです。米焼酎独特の甘みを含んでおり、フルーティーな香りがあります。
おススメの飲み方はストレート、もしくはロックなどです。
代表的な商品:兼重 米 43度 500ml