めちゃイケの最後の日本一周の時に、ナイナイの子供時代の話が。
矢部さんが瓶を集めて小遣い稼ぎをしていたという話が。
確かにそういう時代はあった。
10円やったか20円やったか30円やったか、思い出せないがそれぐらい。
酒屋が瓶を回収したら、返金があった。
当時はペットボトルなどなく、ガラス瓶で売ってる方が多かったので。
ジュースもガラス瓶で売ってる方が多かった。
コーラやスプライトやファンタ、またスコールはガラス瓶だった。
だから、瓶の飲料水を買って帰る。
で、飲み終わったら、買った店に瓶をもっていき、小銭をもらう。
関目冷菓でも昔はそうだったんじゃないかなあとかすかな記憶が。
うちは酒屋が引き取ってくれるので、瓶集めで小遣い稼ぎをしたことはなかった。
同級生は何人かがやっていた記憶がある。
そんな話を聞いたことがあるので。
だが、ガラス瓶はダブルソーダの当たりより、数の管理がしやすい。
売ってない飲料水はもちろん、返却の瓶が予定数ならそれ以上は引き受けない。
買ったところに持っていくのが、通常なんだが、小遣い稼ぎだと話は変わる。
要はタダで拾ってきて、それを売るというやり方だからだ。
数十円でも駄菓子が買えるし、100円ならたこ焼きやイカ焼きが買える。
150円なら野菜焼(粉もんで野菜が挟んである)、200円ならハンバーガー。
昭和40年代後半は、鍵っ子でなければ子どもだけで外食する機会は少ない。
だから、買い食いは小さな冒険であり、そのためならという牧歌的な時代だった。
その19につづく。