「脳と回想と関目」その9 | 福盛貴弘の脳炎日記

福盛貴弘の脳炎日記

日常生活で起きたことを素朴に書き記しています。
まずは、予告編2編をご覧ください。

<関目ネタは、他にどうしてもというのがない限り、毎週水曜更新>

 

関目商店街に入ってまん中あたりまで来た。

短いアーケード商店街なんで、自転車だとあっという間。

 

いろいろ思い出しながら歩いていたので、あっという間ではなかったが。

でも、買い物してたら、それなりに時間がかかっただろう。

 

日本一短い商店街は、今のところ肥後橋商店街と言われている。

ただ、アーケードが撤去されたので、今はアーケード商店街ではない。

 

関目商店街はそれよりは長いと思う。

おそらくボルトが9秒台では走れない程度に。

 

アーケードがいつから会ったからは、結構な歳の人なら知ってるかも。

私の幼少期で記憶があるころには、すでにあったので40年以上は確実。

 

 

 

 

 

クラウンを越えて右側にアポロというスーパーがあった。

私の記憶の中には全くない。

 

なぜなら、ここには関目市場と遠山酒店があったから。

関目市場は、なぜか豆腐屋の記憶が鮮明に残っている。

 

店の名前は忘れた。ただ、水に浸かってる豆腐を取り出して売るスタイルを覚えている。ちゃんと毎日作ってる店だった。まあ、豆腐屋はそういうもんなんだが。

 

関目市場の中には裏道があった。当時同級生が商店街に住んでたのでそいつに連れられて、そこを通って別の住んでる友人の家に遊びに行ったことがある。[注]

 

住んでる奴らは勝手が分かってるので、すっすすっす歩く。

こんな暗く細く水で濡れている道を、迷いもなく歩いて目的地に到着する。

 

商店街の関係者しか使わないので、客がふらっと行って通るところではない。

小学校の時に1回しか通ったことがないのだが、なぜかこの記憶も鮮明である。

 

 

 

 

 

 

[注]

誰に連れられて、誰の家に行ったかも覚えている。

そして、その家にもう1人の誰かがいたことも。

 

たぶん、ここで指す誰の人は、このことを覚えていないだろう。

私は非日常だったから覚えているのかもしれない。

 

いろいろあるかもしれないから、実名で書くのはやめておく。

活字本やったら、書いてたかもしれないが。

 

 

 

 

その10につづく

 

 

 

→ 「脳と回想と関目」その1

 

→ 「脳と回想と関目」その8