還暦音楽旅行記17~202309US Amtrak New Orleans編1 | Bar&Music福耳

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2020年12月20日、閉店いたしました。

 早朝からニュー・オーリンズに移動です。シカゴから来た列車です。なんやかんやありましたがアムトラックに乗れました。普通席でしたが、ゆったりした席、なんかこの旅行でAmtrakのファンになりましたわ。

 道程はひたすら森林の中を走っていく。たまに人里あるけど。たまに止まる駅も森林の中に突然できた里みたいな感じ。いくつか止まった駅で、ヤズーやジャクソンなどブルースの詞に出てくる駅もありました。左下はジャクソン駅、右下はAmtrakのトイレ、飛行機のトイレと同じみたいです。


 眺めの良いラウンジカーもあって誰でもいつまでも座れます。ラウンジカーの1階はレストランです。ちょっと胃腸の調子も良くなかったので、ベーグルとクリームチーズとコーヒーをいただきました。


 ルイジアナ州が近づいてくると、建物が南部っぽい平屋で少し床を上げた建物が増えてきます。同時に湖沼地域が増えてきて、植生もかなり変わってきます。


 大きな湖を越えたら街になってしばらくするとユニオンパッセンジャー駅に着きました。朝5:30ごろメンフィスを出てニュー・オーリンズに3:30ごろつきました。着いてバス乗り場で待ってると黒人ホームレスの人に声をかけられました。ヒスパニック語でした。だいぶ日焼けしてたからなあ。バス乗り過ごしたので、路面電車でホテル近くの駅に着きました。


  駅に着いたら、ルイ・アームストロング像が迎えてくれました。嬉しくなるなぁ。ホテルはなかなかおしゃれなホテルでした。(おしゃれなホテルは意外と不便なことが多い)ウェルカムドリンクチケットくれたので、1階のバー(と言ってもロビーのお兄ちゃんがお酒作ってる)でビールいただく。

 ホテルのシャワーはたいてい据え置きで量も雨だれ程度にしか出ないのでワジワジする。
 メンフィスのホテルはいいホテルだったので、バスタブがあって、唯一お湯に浸かることができました。気持ちよかった。

 ホテルの立地確認のため、ホテル周辺をウロウロ。食料品店、ファーマシーとかチェックしてちょっと早い夕食。近くのホテルの1階で蟹のスープ、これがめちゃ美味しかった。ルイジアナって魚介類美味しいのよね。で例の通り水1ガロン、500ml、ビール缶ロング缶6本を持ち帰る。部屋に冷蔵庫がなかったのでホテルの兄ちゃんに聞くとキッチンの冷蔵庫で預かってくれるとのこと。「My beers is in the fridge in this kitchen」てメモ渡されて、これ見せてね。親切だったわ。

 ともだちがルイジアナに住んでたことがあって事前にいろいろメールで相談してました。親切に細かいメールいただいてました。旅行中もいろいろメールいただいて、NYやメンフィスのこともいろいろ教えてくれました。ちなみにともだちは「ブルース&ソウルレコーズ」という雑誌の執筆陣にも名を連ねてます(たぶん日本一ルイジアナ音楽事情に詳しい)。

 翌日からの旅にも期待がもてます。

※文章はほとんど著者の記憶によるものです。また画像も著者の撮ったものです。無断転載等はご遠慮ください。

 

※いろんな人のおかげで一人旅が実現しました。感謝いたします。