還暦音楽旅行記11~202309US&Jamica Chicago〜Memphis編part2 | Bar&Music福耳

Bar&Music福耳

2020年12月20日、閉店いたしました。

 シカゴ4日目part2です。チェスレコードからです。きらびやかな街なかから電車で3〜4駅やったと思いますが降りたら、ホームレスの人はちょいちょいいてるし、黒人の何してるかわからへん人歩いてるし、昔の西成ほどヤバくはなかったですが、ほうほう、こんなとこね、ブルースの街。そして5分ほど歩いたら出た、チェスレコード!今はレコード会社はたぶんなく、ウィリー・ディクソンというベーシスト兼作曲家でヒット曲連発したレジェンドの人がたぶん買い取って、ブルース・ファウンデーション(ブルース財団?)みたいになってて、運営されてるみたいでした。入口も閉まってて、呼鈴押したら小窓が開いて、ここ?、ツァーガイドいる?みたいな、そしたら扉開いて、まず荷物チェックされる(バディ・ガイの店でもあったけど、銃とか持ってないか調べてるみたい、ヤバい国!)。

 

 40年代〜60年代のブルースにまつわる色々な展示と、あゝおれチェスにいるんや、ってので感激!

 

 ウィリー・ディクソンのベースも。

 そしてスタジオへ。マディ・ウォーターズやハウリン・ウルフなど錚々たる面々が、レコーディングしたとこです!そして彼らに憧れてストーンズ(Rolling Stoneは元々マディの曲のタイトルなんですから)やアニマルズ、ブルース・ブレーカーズなんかも訪れ、レコーディングしてる。初期のマディの録音風景(ウィリー・ディクソンと若き日のバディ・ガイ)やストーンズの録音風景など。ツァーガイドのお姉さんがいろいろ教えてくれはる(あんまりわからへんけど)。

 

 この日のツァーの客は7名で、中にはロックンロールの作曲、作詞家の夫妻やラジオ局てアナログレコードばっかりかけてはるDJの女性も。ガイドのお姉さんが一人一人に話しかけて、ぼくにもピアニストの〇〇(忘れた)に似てるわね。なんて言うてくれた。

 チェスですっかり気をよくしたぼくは、列車乗る前にバディ・ガイ・レジェンドagainと思って歩を進める。近くの公園ではアートスクールの生徒と思われる子らがスケッチしてた。あいにくバディ・ガイの店は貸切らしく入れなかったので、Union Stationへ。ひょっとしたらバディ・ガイのシークレットライブとかあったのかしらんとか思いつつ。

 先の天井の高い駅舎でコーヒー飲んだり、バーガー食べたりして2時間ほど待ってアムトラックです。知らなかって30分ぐらい前に知って入ったのですが、アムトラックの特別ラウンジがあって寝台車の人はそこ入れるみたいでした。なんかVIP気分。列車は8:40シカゴ発5:40メンフィス着だったので寝台車にしましたが、メンフィスから普通の席に乗ると普通席で十分広くゆったりできました。でも寝台車も快適で色々アメニティもついてて、うれしなって動画まで取ってしまいましたがな。車両には飛行機でいうCAさんがついて、部屋に来ては私が旅のお供をするわね何でも聞いてね。みたいなものすごい愛想のええお姉さんでした(写真右下の大きいお姉さん)。

 

 で、5時過ぎにメンフィス、セントラルステーションに着きました。50分ぐらい停車してたみたいです。どうもここで給油、乗務員の交代・休憩を行うようです。でタクシー呼んで、ホテルに向かいました。

 ヒュ.ってホテルです。シカゴのホテルがちょっと寒かったんでちょいええホテルとりました。おかげで久しぶりにバスタブに入れました。やっぱり日本人はバスタブほしいですね。チェックイン時に、いろいろ調べてぼくの予約間違ってたみたいで、前日にチェックインする予定になってて予約がキャンセルになってるんで、エクスペディアで予約取り直して、って言われてすぐ取り直して、ちょっとコーヒー飲んで待ってて、て言われて、しばらくすると早朝にもかかわらず部屋のキーいただいて部屋に入れました。

 



※文章はほとんど著者の記憶によるものです。また画像も著者の撮ったものです。無断転載等はご遠慮ください。

 

※いろんな人のおかげで一人旅が実現しました。感謝いたします。