唐津駅から商店街方面へ向かう。

レンタサイクルがあることもパンフで知っていたが、なにせ普段はまったく自転車には乗らないし、大ゴケした過去もあるから「チャリ乗ればラクだろうな」よりも苦手意識の方が勝つ。

ただ、このあともひたすら歩き倒すことになるわけで、結論としてはチャリに乗れる人は乗ったほうがいいかも……とは思う。


屋根付きの京町アーケードは日曜だからかほとんどのお店が閉まっていた。昨日の夜、前を通ったお豆腐のお店も残念ながら日曜定休。営業していたら絶対行ってたと思う。

おいしいお豆腐に(メニューにあるかはわからないが)冷たい日本酒……想像を膨らませるだけ膨らませて、楽しみは次回にとっておこう。


五福の縁結び通りや中町商店街も歩き、特徴的な煉瓦造りの「旧唐津銀行 辰野金吾記念館」へ。

東京駅の人で有名だが、唐津出身とは知らなかった。そして、この建物の既視感、まさに我が地元にもあるのです。いまだ現役、ほぼ同じような面構え(笑)の銀行が!

辰野金吾が設計した旧唐津銀行。二階建ての歴史的建造物を無料で見学できる。

館内も撮影OK





そしてこちらが辰野の金吾くん。この手の眉間のシワ、つい最近、見たよな笑


銀行窓口の反対側にも行けたし、建築模型をはじめいろんな資料が展示されていて、なかなかの見応えだった。


外に出ると時間はすでに正午。日差しは痛いし疲労もだいぶ溜まってきた。

 

あまりにも暑すぎるから、ワインじゃないのよ日本酒でもないの。


昨日の検索で気になっていたお店に向かうことにした。


普段、一人ではほぼ行かないラーメン屋さんに意を決して入店。瓶ビールと餃子がたまらなく最高だった。



ご機嫌で同行氏に写真を送りつけるが、いつまで経っても既読が付かない。

同行氏よ、仕事に励めと心の中でエールを送り、ご機嫌で店を出た。


唐津城に向かう途中の旧大島邸の前では和装の新郎新婦さんが撮影中。ジャマをしないように端の方を通り、旧高取邸へ。

唐津には「これでもか!」というくらいデカいお屋敷が多い。高取さんは炭鉱主だったというし、大島さんは唐津銀行を創設するわ鉄道敷くわ電気通すわな人だったそうだ。


なんだかスケールが違いますわ。




あまりにもな「これでもか!」にお腹はいっぱい。疲労も感じる。

旧高取邸の前まで行き、とりあえずネットを開いてお屋敷の中がどうなっているのかを見るだけにして、そそくさと退散した。

見学するのは心身ともに元気な時じゃないと、なんだか負けそうな気がする(何に?笑)


つづく