同行氏の仕事に便乗して、久しぶりに島に渡った(島といってもフェリーで約20分の距離。すぐそこにある小さな島だ)。

平成の市町村大合併でもどことも組まなかった孤高な島であり、県内唯一の村。

久しぶりすぎてワクワク半分、船酔いの恐怖半分。案の定、ダメだった。撃沈。酔い止め薬、この前初めて飲んだ時は効いたのに……。

同行氏「どうせ効かんならもう飲むのやめとき。もったいないやん」

お主、100点満点のコメントすんなや怒

でもキレイ笑


上陸後しばらくは頭がぐるぐる回り気持ち悪さも続いていたが、やはり久々だからテンションは高い。

完全復活してからはもう、同行氏も若干引いてるのがわかるほどの賑やかしさだった模様。


しかたない。この島が見える隣の市が母の実家で、海好きの祖父と半島ドライブがてら時々遊びに来ていた思い出の島なのだからな。


文化財指定されている盆踊りの時期はどえらい数の人が渡ってくるそうだが、大型連休明けの平日にほぼ人はいない。


しょっぱな地元のおばあちゃんにガチつかまって、1時間くらいお話した。

栄えていた昔の島のことや、獲れる魚のこと、名物を売ってるお店のこと、島に伝わる料理のことなどいろんなことを教えてくれたのはラッキーだった。

地元の人の愛すべきお山の話も、三角お山(開聞岳)ラブの私にドストライク!

やっぱり大好き三角お山(250km離れたお山に思いを馳せる笑)


ようやく解放された時は魂抜かれたんかと思うくらいヘロヘロだったが、また行きたいと思える場所が増えるのもこういう出会いがあってこそだな。


どこの田舎でも伝説の一つや二つあるもんだが、この島にはなんと七つ。さすがに多すぎやしないかい?と思うが、これが島のウリであるからヨソモノはとやかく言わない。

子どもの頃に何度も来ていた島だが、肝心の不思議スポットはノーマークの家族だったから、一つも行ったことがなかった私「行こうよ!」と前のめり。

仕事で全部行ったことがある同行氏から「遠いで」「登るで」とネガキャンを繰り広げられても通用しないほど、今日の私はご機嫌な前のめり。

無表情な同行氏を無理やり付き合わせ、不思議巡りスタートじゃ!

……はしゃぎ過ぎた。

不思議の写真、これしか撮ってなかった……


帰りのフェリーでもオエオエなったが、あー楽しかった笑