12月初旬、県外在住の友人MA-KOと久々の温泉旅を計画。

久大本線でやって来るMA-KOをピックアップするため日田駅に向かった。


日田市と言えば、豆田の街並みや三隈川沿いの温泉旅館、小鹿田焼きなど、どちらかと言えば落ち着いた大人の雰囲気の観光地というイメージだったが、今は進撃の巨人の聖地として人気。まさか、こんなところに…というような鄙びたスポットならなおさら、過去に見たことがないくらいの人(若者も)が詰めかけている。


日田駅でMA-KOと合流し、まずはお昼ご飯。私と同行氏のおすすめのお店に立ち寄ることにした。

いわゆるおしゃれなお店ではなく、観光客が来るようなお店でもない。いつ行ってもお客さんは少なくて、でも絶対的においしい&激シブな雰囲気が好きなお店だ。


が、しかし。

つい最近、有名人のSNSで紹介されたらしく、店前に行くと人、人、人…。まさかの、行列。まさかの、満車。いかつい県外ナンバーの車までいる。

一周して戻るとだいぶ空いていて店に入れたが、すぐあとにまたどんどん人が来る。あとちょっと遅かったら、間違いなく諦めてランチ難民になっていた。


ここで運転手交代。私とMA-KOは鶏のタタキ(大)とビール、同行氏は日田名物の日田焼きそば(大)をオーダー。


タタキはモモとムネのスライスと、ちょっと厚めのムネ?の盛り合わせでもちろんビールに合う。焼きそばは、麺の一部を焦がすのが日田焼きそばならでは。もやしがたっぷり入っていて、これもビールが進む。

「人数的に、あと一品頼まんとお店に失礼だ!」と同行氏、ラーメンの追加注文。多分、九州のとんこつラーメンなのだと思うが、スープも麺も独特で食べたことがない味わいだった。

ビールも追加して、3人で4000円。安い!!

忙しくても変わらず、のどかな接客もホッとする。

できることならもう少し、ブームのあとも大切に通ってくれるお客さんが残ってくれたらなぁと、勝手に思った次第だ。


お店を出て、同行氏の運転で小国方面へ。

三隈川沿いの川魚店でヤマメ、大山町の木の花ガルテンでキノコセット&柚子胡椒、小国町内の直売所で豆腐を購入し、本日の宿へ。


ポツンと一棟貸しで専用の半露天風呂が付いてる贅沢さ。専用だから、滞在時間中いつでも入り放題の温泉だ。


到着後、じゃんけんに勝った私から1回目の入浴♨️

源泉掛け流しを一人占めし、お次のMA-KOにバトンタッチ。その間、同行氏には火おこしに奮闘していただいた。


ヤマメ

身がふっくらとして柔らかく、MA-KOの塩加減も良い感じ。


同行氏兼シェッフーの特製塩肉も炭火焼きで。


MA-KO持参の地酒と私持参の赤ワイン、サントリー角をやりながら、牛トマト煮込みに大山産キノコがメインの鍋も食べて、お腹はもう大変。

「寝よう」と言って布団に入った1分後には爆睡した。


目が覚めたのは6時。

同行氏もMA-KOもまだ寝ているから、私は朝風呂へ。昨日は専用の温泉だったから、今朝は徒歩1分の貸切風呂へ。滝を眺める半露天風呂、やっぱり気持ちよかった。


ここのお宿も最近はユーザがSNSで紹介してたりして、他の家も満室だった。

一過性なのか、これからも人気継続かはわからないけど、好きなお宿はずっと続いてほしい。


10時チェックアウト。

MA-KOを自宅まで送る道中にある天ヶ瀬温泉の桜滝に立ち寄る。

ここは、以前はほぼ人がいなかった場所だが、今は進撃の巨人の聖地巡礼スポットだ。


お昼は以前行った時にリピ確定!のラーメン店へ。2人はラーメン&半チャーのランチ、私はハイボールとホルモン炒め。代替わり?して店名は変わったが、おいしさ&好きさ加減はそのままだった。