映画を観て考えたこと

 

 

この連載記事を書いているタイミングで、知り合いから勧められた映画があります。

ディズニーのアニメ映画『ソウルフル・ワールド』です。

これは観る年代や立場によって見方が変わる映画だと思います。

私は、生きる意味について考えながら観ていました。

 

 

何のために生きるのか。

 

人それぞれあると思いますが、

この映画の主人公のように「明確な目標を掲げて、それを達成する!」でもいいし、

特に目標がなくたって、「今」を大切にすること。

生きていること、そのものを楽しんでみる。

 

それでいいのかもしれない。

 

もっと丁寧に、リラックスして日々を過ごそう、って思いました。

 

 

 行動のもととなる気持ちについて

 

これまでの記事で紹介してきたとおり、私は今まで、病気を治すという目的のためにいろんな方法を試してきました。

(試した期間があまりにも短期間だったり、やってみたけど効果が分からずじまいだったりで記事化していないものもあります…)

 

振り返ってみると、その行動のもととなる気持ちには、病気に対する恐れや不安、義務感がありました。

 

苦しみや不安から一刻も早く逃れたいし、

家族や、治療を勧めてくれたり応援してくださる方々に対して、その期待に何としても応えなければという思いがありました。

 

しかし、

生活全般をサポートしてくれて、治療に付き合ってくれる優しい家族がいること。

色々な方法を試すことができる環境に恵まれたこと。

家族と一緒にいろいろな場所に出かけて、たくさんの人と出会ってお世話になって、いろんなことを感じたり、健康だったらしないような経験ができたこと。

 

記事を書きながら、「今」も含めて充分に幸せを感じることができる環境で生きていることに、改めて気が付きました。

 

 

過去を振り返ってみて、そして、映画『ソウルフル・ワールド』を観て思ったこと。

それは、もっと体のしんどさや不安に気を取られることなく、「その時」を心から楽しめばよかったな、もったいないことをしていたな、ということです。

 

でも、今、気が付くことができて良かったです。

 


生きている以上、心身の苦しさを感じることはあるし、

やらなければならないこと、やりたいことはたくさんあります。

 

でも、何をするにも、行動のもととなる気持ちや感情は

 

「やらなければ!」と義務感を感じながら、

なりたくない未来を想像してストレスを感じる重いものではなく、

 

「ちょっとやってみるか~☆」みたいな感じで、
ワクワクする未来を想像した、もっと明るくて軽い気持ちのものであっていいんだろうなぁ。

 

そんなことを思いました。

 

 

 病気を治したら何をしたいか

 

車椅子も杖も装具もなしで、大好きな人とおしゃべりをしながら、楽しくお散歩がしたい。

趣味のピアノを思う存分、体力の負担を忘れて弾きたい。

友達と気軽にお出かけしたいし、自分の足で歩いて旅行にも行きたいな。

 

… お散歩も、ピアノも、友達とのお出かけや旅行もすべて実現できていることなんだけど、病気を治したら、できることの幅と行動の範囲がさらに広がると思うのです。

 

 

病気を治したら何がしたいか?

 

今までとは違う感覚・視点で日々を過ごしてみたい。

まだ見たことのない景色をたくさん見て、もっと体験してみたい。

 

 

今できることを、ひとつずつ楽しみながら。

そんな日が必ず来ると信じて。