前の記事の続きです。
お灸
皮膚の上の「ツボ」と呼ばれる特定の場所に、温熱刺激を与えることで病気を治すといわれるもの。
■きっかけ
お寺の行事に参加したところ、鍼灸師の資格を持つ方に声をかけていただきました。
■期間
高校生の頃、半年くらいだったかな?
■施術について
【準備するもの】
・軟膏 :もぐさを固定する「のり」の役割
・もぐさ:ヨモギの葉の繊維を加工したもの。小さくちぎって指で丸めて使う。
ふわふわで柔らかく、わたのような感触でした。
・線香 :もぐさに火をつける。仏壇用でOK
・竹筒 :もぐさを体の「ツボ」の上で焼ききるときに上から強く押し当てて、痛みを分散させる役割。
【お灸のやり方】
体のツボに軟膏を塗り、2~3mm程度の大きさに丸めた「もぐさ」を置く。
「もぐさ」に線香で火をつけ、指先でジュッと火を消し、ツボを熱刺激。
または、「もぐさ」に火をつけた後、竹筒を上から強く押し当て、皮膚の上で「もぐさ」を焼ききる。
(これは症状が重い場所に対応するツボにやってもらっていました。)
毎回1時間くらいかけて、腕や背中にやってもらっていました。
■効果
・ツボ刺激の効果
呼吸が楽になる、肩こりや目の疲れがとれるなど。
その時々の症状に応じて、いろんなツボにお灸をしてもらいました。
・代謝がよくなる
施術中、たくさん汗をかきます。
冬でも全身汗びっしょり…
たくさん水を飲むことを勧められました。
・熱消毒の効果
火でジュッとやるので、湿疹でジュクジュクしたところに良く効きました。
■副作用など
副作用…というか、火を使うので火傷の跡が残ります。
背中や腕に、赤い点々。
2、3日で消える程度の軽いものです。
とても不思議ですが、体の調子が良い場所に対応するツボにお灸をすると、ちょっとチクッと感じるだけで気持ちいいんです。
しかし、体の調子が良くない場所に対応するツボだと、かなり痛く感じます。
熱いを通り越して、もう、痛すぎて泣き叫んでいました
したがって、火を使うお灸はお勧めしません。
やるなら、火を使わない温灸が良いと思います。
本当は鍼(はり)も一緒にやると良いそうです。
私は側弯の症状で体の歪みがあり、神経の通っている場所が分かりづらいことから、鍼治療はやめたほうが良いと言われました。
まだまだ続きます!!