【神奈川県警で24人が処分】
神奈川県警の第2交通機動隊での交通取り締まり不正問題で、2月20日県警からやっと処分が発表された。
第2交通機動隊第2中隊の第4小隊に所属していた警部補1人、巡査部長2人、巡査長4人を虚偽有印公文書作成・同行使の疑いで書類送検。中心の男性巡査部長(40代)を懲戒免職に。現職者では免職1人、停職5人、減給2人の計8人が懲戒処分となった。
違反を取り消す対象者は38都道府県の約2700人。一般運転者から優良運転者への変更が1065件、免許取り消し・停止の変更は100件の見込みで、反則金約3500万円を国庫からドライバーに返金するという。
【問題の「小田原厚木道路」って?】
問題の小隊は、「小田原厚木道路」などで覆面パトカーによる交通取り締まりを行っていた。
この小田原厚木道路は、箱根・小田原と東名厚木インターを結ぶ片側2車線の自動車専用道路で31.7㎞の長さ。制限速度は70キロ。1969年3月に国道271号線として供用開始。故河野一郎元建設大臣の地元にあり、その政治力で開通された路線といわれる。
首都圏から箱根・伊豆に出かける時にとても便利な道路である。東京方面から東名高速を走り、厚木で降り繋がる小田原厚木道路で30分も走ると箱根の山の麓に到着する。終点で箱根の山と伊豆方面に二分される。
私もよくこの道路を利用しているが、交通量もさほど多くなく、片側2車線の自動車専用道路で快適な走行ができる。東名高速では100キロの制限速度が、この道路では70キロと30キロも制限される。
しかし実際は走っている車のほとんどは制限速度を守ってはおらず、実効速度は90キロ位だろうか。実際に走っていると、上り下りのどちらでも覆面パトカーが速度違反で違反車を停止させている場面によく遭遇する。
制限速度内で走ってきたつもりでいても、その区間を走り終わり、覆面パトカーに停止を求められなかったら、ラッキー!と毎回思うほど。大半の車は停止を命じられ制限速度違反、車間距離違反と言われれば、はい、と認めるしかない、交通取り締まりでは恰好の道路だといえる。
その自動車専用道路で、今回の不正取締りが連日行われていて、取り締まり実績を上げていたことになる。きっと私も処分者に何度かすれ違ったに違いない。
