3年前の今日6月14日、午後3時24分に母が天国へと旅立ちました。
あれから3年の月日が流れたのですが、我が家での母の居場所は3年前と何ら変わっていません。
母が通院に使っていた鞄も3年前と同じ場所に有り、鞄の中の財布も3年前のまま。
そのままにしておいたからと言って何が有るわけでも無いのですが、何処かへ片付けようと言う気は誰も起きません。
片付けてしまうと、母が余計に遠くへ行ってしまった様な気になるのからかも知れませんね。
今年は法要も無く、お寺さんが御参りに来て下さっただけ。
仏壇へのお供え物は、私や姉が買い物に行くと、母の分と思って母が好きだったような、甘いものを買って来ては供えると言うのが3年続いています。
買い物に行けばどうしても、饅頭とか売っている所で足を止めて、母がこれ好きだったなぁ・・・と思って手を伸ばす。
糖尿病で甘いもの食べるの我慢してたから、食べたかっただろうなと思うと、お供えして天国で思いっ切り食べてくれたらと。
庭には、今年もアルストロメリアが花を咲かせて、カサブランカの百合も茎を伸ばしています。
夏の花も、見て喜んでくれる母は居なくなったけど、ずっと咲かせようと頑張って植えて育てました。
後から行った、仲良しだったお向かいの愛犬モコと、また楽しく遊びながら一緒に沢山の花を眺めてくれたらと思います。
母に先立たれた父は今迄ほとんど病気知らずと言って良いほどでしたし元気に過ごしていますが、やはり年相応に身体は弱ってきているようです。
先日も急に、目眩を起こし手の痺れを訴え、一時は「救急車呼んでくれ!」と言う様な状態に。
でも、直ぐに目眩も手の痺れも無くなり事なきを得ましたが、翌日病院にあまり自分から行くと言わない父が「脳外科行って調べてもろてくる」と。
結果、心配するような事は起きていないと言う事で、一過性のものと言う事でした。
まぁ、心配ないと言われても、やはり年が年だけに用心することに越したことは無いでしょうね。
父には、母が生きたかった分を余計に長生きしてもらいたい。
ただ、男の私としては男親というのは、何となく照れくさくって、口に出しては言えませんがね。