私は子どもの頃、トマトとピーマンが苦手でした。

 

でも大人になってピーマンは好きになりましたし、トマトもだんだん食べられるようになり、今ではトマトジュースもよく飲むようになりました。

 

もちろん、トマトそのものも昔に比べて美味しくなりましたが、私の好みも変わってきたと言えます。

 

同じように、男性に対する好みも、若い頃とは変化しました。

 

学生の頃は細身のお勉強できますタイプが好きでした。しかしなかなかそういう方はこちらを向いてくれません。追いかけてもふられてばかり。

 

その後、背も高く、筋肉質で大柄な男性からアプローチを受けました。お付き合いすると、そういうタイプも悪くないなと思うようになりました。

 

そうやっていろいろなタイプも悪くないなと思うようになると、今度は細身でお勉強できる最初の好みの男性もいい感じで寄ってきてくれるのです。

 

これはどういう現象だと名前をつければいいのでしょうか。

 

トマトが食べられるようになると、これまで避けていたトマトと一緒に肉やチーズが乗っているメニューも頼めるようになる。(これまでは付け合わせがトマトだったので頼めなかったものが視界に入ってくる。)そうすると、狭くなっていたお肉の世界が広がるわけです。

 

カードによっては、男性に対して理想を追いかけないで、少し範囲を広げてみては?と提案することがあります。そう言うと「理想を下げろって事ですか?」と少々お怒りになる方もいらっしゃいます。しかしそれは肉を食べるのをやめなさいということではなく、トマトがOKになると肉のバリエーションも広がって、よりおいしいものが見つかりますと言うことなのではないかと思うのです。「これしかだめ」の人がなかなか相手が見つからないのは、そういう所に理由があるのかもしれませんね。

 

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