抒情歌
『宵待草 よいまちぐさ』


作詞 
大正浪漫を代表する画家・詩人
竹久 夢二

作曲 
バイオリニスト
多 忠亮(おおの ただすけ)



夢二自身の儚い
ひと夏の恋の詩

雑誌「少女」で発表された後
抒情歌『宵待草』として愛唱される





マツヨイグサ(待宵草)


宵待草のモチーフになった
夕暮れ時に花を開き
一夜だけ咲く

それは夢二自身の
儚いひと夏の恋のよう







原詩

遣る瀬ない釣り鐘草の夕の歌が
あれあれ風に吹かれて来る

待てど暮らせど来ぬ人を
宵待草の心もとなき

想ふまいとは思へども
我としもなきため涙

今宵は月も出ぬさうな







抒情歌

待てど暮らせど来ぬ人を
宵待草のやるせなさ
今宵は月も出ぬそうな





宵待草
高峰三枝子






8月に羽生選手が帰国される
それだけのことで、ご飯食べれます。

待つことにも慣れました
時折、「やるせなく」なりますが
こうして皆様と一緒に待てるので
大丈夫です……きっと……たぶん……


H30.7.21編集