オランダの医学書『ターヘル・アナトミア』を日本で最初に翻訳したのは若狭小浜藩の藩医、杉田玄白と中川淳庵である。

あの有名な『解体新書』である。

明和8年(1771年)3月5日小塚原の刑場で刑死者の解剖に立ち合ったのは、前野良沢(豊前中津の藩医)、杉田玄白、中川淳庵・小杉玄適(小浜藩医)の4名で、玄白は39歳だった。


その時、オランダの医学書『ターヘル・アナトミア』を手にしていたが、横文字は読めなかった。しかし、付録の人体解剖図と死体解剖は寸分と違わない。このとき『医術はもはやオランダに限る』。みんなの心は期せずしてそう決まった。『ターヘル・アナトミア』を苦心の末、前後11回原稿を改めて安永三年(1774)8月に翻訳に成功した。

『解体新書』本文四巻・解体図一巻である。

ただ、江戸で生まれた玄白は藩主のお供をして53歳のとき生涯に一度だけ若狭路へやってきている。

案外、郷土との関係の薄さに驚いている。

玄白の父・甫仙は信仰心が厚く小浜の羽賀寺へ弁天一体と田地を寄進、また石の不道明王一帯を滝の口に納めたと記録に見られる。

(参考文献-よみもの福井史(青園謙三郎著))


本家


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羽賀寺(本堂)重要文化財

室町時代 文安(ぶんあん)4年(1447年)建立。
入母屋造檜皮葺(いりもやづくりひわだぶき)


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十一面観音菩薩立像

極彩色の像容から、若狭の仏像の中でも特に知名度が高い。



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十一面観音像

天平文化(てんぴょうぶんか)の彫刻の特長を受けつぎ、

写実的ですぐれた仏像彫刻となっています。






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