私の母は数え年で69歳と比較的まだ早い年齢で他界しました。
私がまだ幼い頃によく聞かされた話をよく思い出す事があります。
母の家はあまり裕福なほうではなく、食事もお腹一杯にいつも食べれる状態ではなかったとの事でした。
父の家系はどちらかといえば裕福な方で、経営する建設業も順調で結婚後、お金の不自由はしなくなったと言っていました。
しかし、母は幼かった時代に、少ない食べ物を兄妹で「わたしはいいから、お兄ちゃんが食べて」「俺はいいからお前が食べろ」みたいにお互いが思いやっていた時の方がとても幸せだったとよく言っていました。
一見、毎日不自由なくおいしいご飯を食べ、欲しい物がいつでも手に入れられるほうが、間違いなく幸せな家庭だと思われるのではないでしょうか?
しかし、頻繁に高級レストランで食事をし、欲しい物はいつでも購入出来るのと、日々頑張って働いて少し余裕が出来たときにその日を待ちわびて、ひと時の喜びを感じるのとではどちらが心から美味しいと思い食事が出来るでしょうか?
宝くじの高額当選をした人は、仕事を辞め、急に生活が贅沢になり、あっという間にその資金が底をつき、その後仕事をする気がおきず当選前より不幸になるというような話しも聞いたことがあります。
贅沢が当たり前になると贅沢ではなく当たり前になってしまいます。喜びも半減することでしょう。
本当の幸せとはなんでしょうか?(^^)