清水寺の次は臨済宗大本山南禅寺。五条坂からバスで東山三条へ行き、そこで地下鉄東西線に乗り換え蹴上駅へ。駅から徒歩で南禅寺に向かい、水路閣を見学する。水路閣とは明治時代に造られた琵琶湖疏水の水路橋。琵琶湖疏水は日本遺産

 

南禅寺

日本遺産「琵琶湖疏水」

 

午後1時10分、駅に到着。蹴上インクライン下をくぐるトンネル「ねじりまんぽ」を通り境内へ。蹴上インクラインとは、疏水上流の駅近くにある船溜と、下流の南禅寺山道入口付近にある船溜を結ぶ全長約580mの鉄道廃線跡で、舟を台車に乗せ運んでいたらしい。

 

 

 

20分後、水路閣に到着。広い敷地内には琵琶湖〜京都市内をつなぐ疏水が流れ、レトロな水道橋が景観に溶け込んでいる。新緑に赤煉瓦のアーチが映え美しい。今も現役の運河で、水道や農業、工業用水を供給し、発電にも使われるなど重要なインフラ。府民の生活を支える水の流れを上から見ることができ、先人の苦労に頭が下がる。

 

 

 

 

時間の都合で法堂の参拝を省き門の外へ。京都三大門の一つ、高さ約22メートルの三門も荘厳で重厚だ。これだけ見るなら拝観料はいらない。

 

 

南禅寺近くのうどん店でランチ。著名人?のサインが書かれた色紙が並んでいた。店内は非常に狭く、観光地価格のメニュー。味はまあまあ。支払いは現金のみ。

 

 

 

 

お腹を満たした後は銀閣寺には行かず、蹴上インクラインを歩いて蹴上駅へ。午後3時10分、西大路御池駅でバスに乗り換え金閣寺に向かった。