一方、シンガポールのホテルはどこも高額だ。
特に大晦日の夜にカウントダウン花火が打ち上げられるマリーナ周辺は高嶺の花。前回訪れた時は、地理もよく理解していないまま人混みに突っ込み場所取りを失敗、ビルの陰であまり花火を見れなかった。
ホテルの部屋から見た花火
今回は、年越し花火をホテルの部屋から眺めることのできる宿泊施設を優先的に探した。
しかし、半年前なのにマリーナ・ベイ・サンズは満室。フラトン、リッツ、カールトン、パンパシフィック、マンダリン、ウェスティン、スイステル、フェアモントなども軒並み満室または超高額で手が出せる状況ではなかった。
しかも花火が見えるかどうか不透明なままだ。早めに現地で場所取りすれば良いのだが、道路が封鎖され交通渋滞が激しい中、辿り着けるかどうか。
さて、どうしようか? 連日シンガポールのホテルを探しまくった。
マリーナ地区で比較的安価だったのが「ペニンシュラ・エクセルシオール・ホテル(Peninsula Excelsior Hotel)」。駅から近く、周辺に飲食店やコンビニもあり、マリーナベイも徒歩圏内。
花火が見える部屋をホテルにメールでリクエストすると数日後、Premier Sea View Roomを紹介する返信が届いた。だが、1部屋1泊税抜きで680シンガポールドル(SGD)。5人泊まるには2部屋必要で、680(3人)+580(2人)+税金=1482.78 SGD(約156,000円)。
うーん、この金額はさすがに無理だ。ダナンで1週間滞在するよりも高い。