工場のような延暦寺総本堂
東塔に向かう途中で峰道レストランに立ち寄り、琵琶湖を一望する。東塔の手前にある西谷検札所を通り過ぎると比叡山ドライブウェイになり、田の谷峠料金所まで通行料2,430円。引き返すと1,570円。検札所を過ぎてからUターンし仰木ゲートから出ると3,140〜4,000円かかる。奥比叡ドライブウェイ東塔は天台宗発祥の地で、国宝「根本中堂(こんぽんちゅうどう)」は延暦寺の総本堂。拝観した2024年11月下旬は大規模な改修工事が進められており、外観がすっぽり覆われ工場のようだった。屋根の葺き替えや塗装直し、金具修理など、2016年度から約10年50億円かけ改修するプロジェクトらしい。拝観可能だが、改修工事が間近に見られる貴重なシーンは撮影NGだった。内陣にある「不滅の法灯」は天台宗の開祖最澄が灯して以来1200年以上消えていないとされる。担当者を決めることなく、なたね油を注いで守り継いでいるとのこと。ここから「油断(大敵)」という言葉が生まれたとか。この三つの灯火が見られ、僧侶から話を聞けただけでも延暦寺を訪れた甲斐があった。7月に仮設された足場や電気配線などが焼けるぼやがあったが、根本中堂への延焼やけが人はなかったのは幸い。大講堂は紅葉との絡みが撮れ、この鐘楼での鐘つきは100円。少し離れた阿弥陀堂と法華総持院東塔も写真映えする。この時期で紅葉シーズンのピークなのかどうか、色づきを見るともう少し先のように見えた。登仙台でマジックアワーの京都を眺めると、京都御所や二条城の位置が肉眼でも分かった。ここは京都府と滋賀県の境目らしい。暗くなる前に比叡山を下り、田の谷峠ゲートから市街地へ。11月中旬でこんな感じ。今年の紅葉は遅い? 天気は曇りだったが、福井へ戻る途中から雨が降ってきた。冬の北陸は鉛色の空の日が多く、気分が滅入る。