小説:夏空 東京湾臨海署安積班/今野敏 | 本と映画と、たまに猫。〜そろそろ、おねむ〜       

待ってました、安積班の新作。

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一言「チームワークの勝利」

 

粒揃いの短編集。

大事件はないのだけど、巷に溢れる小さな事件、それをきちんと収める。

それが警察・所轄の仕事。

クレーマー、特殊詐欺、パワハラ、ストーカー等。

 

どの事件も色んな角度から捜査することで見えてくる物。

結構今の時代にマッチした内容それでいて、随所に出てくる文章

「と、安積は思った」←クール!。

 

一番好きなのは『雨水』。

「私たちも正義の味方よ」と、高齢夫婦から言われる安積班。

この章を読んだだけでも、買った意義がある。

今作は他の係や部署とのタッグがいくつもあって、なるほどね。

次回作は長編かなあ、とすでに楽しみ。

 

⭐️今日のマーカーワード⭐️

「世のため、人のために思い、正義を信じるこの世代が。

世の中の隅に追いやられるなんてことがあっては、ならない」

 

ではまた📕

 

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おまけ。

「原作本の映像化」について、色々問題等。

だけど私がこのシリーズ好きなのは。

佐々木蔵之介さん主演の「ハンチョウ」の影響。

ドラマは随分前に終わってるけど、本で会えますから。