知的障害者の保護者の方々が組織する会が
“手をつなぐ育成会”です。
11月20日はその子どもたちの成人を祝う会が
開催されました。

その式の中の御来賓の方の祝辞で
『依存的自立』という言葉を耳にしました。
例えば障がいを持つ方が一人で服を着るのに
2時間かかり、誰かに手伝ってもらえば15分で
着る事が出来るなら、誰かに手伝ってもらい
その人からプレゼントされた1時間45分で
もっと別の自分がやりたい事に使う事の方が、
みんなが幸せになれるのではないか
というお話でした。

僕たち健常者でも一人の力で
生きていけるわけではありません。
様々な部分で多くの方の力を借りてやりたい事が
出来ています。
全てを自分でやる自立を目指すのではなく、
幸せを分かち合う依存的自立の
考え方は素敵だと感じました。

<手をつなぐ育成会 成人を祝う会>