9月7日つくば市にあるKEK
(高エネルギー加速器研究機構)を訪問しました。
その目的は今岩手県が誘致活動をしている
ILC(国際リニアコライダー)の基となる
研究機関であり日本誘致の拠点であるからです。
*ILC開発担当の吉岡名誉教授と
ILCとは『陽子と陽電子を超高速で衝突させ
宇宙誕生の謎を解明する』事がその目的の一つですが
その研究課程特にエネルギー加速の技術を高めていく
中で様々な成果が得られます。
例えばレーザーを利用したガン治療や
ガン発見検査機器のPET等もその成果です。
ILCは地下100mに30~50㎞のトンネルを掘り
その中に設置されます。
日本では岩手県の北上山地と福岡県と佐賀県境にある
背振山地の地質がその最適環境である為に
設置候補地になっており、
海外ではシカゴ近郊とジュネーブ近郊が
その適地とされています。
しかし世界の研究者の多くは早期設置が
可能とされる日本での建設を期待しています。
様々な研究成果が生み出され
その発信地が岩手県になり
世界から岩手に注目が集まる事、
建設から数十年に及ぶ運営からもたらされる
雇用をはじめとする経済的効果等が
期待されますが、
ILCによってもたらされる岩手にとっての
最大の財産は、
世界から岩手に集い居住する研究者や
企業人が作り出す生活スタイルや
各々が持つ文化と岩手の風土が融合し、
世界の岩手が新たに創造されるという事。
さらに現在岩手から1年に約1万人の人が
流失していますが、
ILC建設によって多くの人々
そして頭脳が岩手に集積するという事です。
ILC建設は2014年には候補地が決定され
2020年代半ばには稼働する近い未来のことです。
ILCは宇宙から岩手が授かる最大の宝物です。
*加速器研究施設の前で早野教授と
岩手も子どもたちの為に、
そして地球の未来の為に、
僕は岩手ILCの建設に向けて
全力で取り組んでいきます。
皆様も是非注目してください。
そしてILC岩手誘致の運動を
共にはじめましょう!!!
“ILCが岩手の未来、
人類の未来、地球の未来を拓きます。”