97日つくば市にあるKEK
(高エネルギー加速器研究機構)を訪問しました。
その目的は今岩手県が誘致活動をしている
ILC(国際リニアコライダー)の基となる
研究機関であり日本誘致の拠点であるからです。



*ILC開発担当の吉岡名誉教授と

ILC
とは『陽子と陽電子を超高速で衝突させ
宇宙誕生の謎を解明する』事がその目的の一つですが
その研究課程特にエネルギー加速の技術を高めていく
中で様々な成果が得られます。

例えばレーザーを利用したガン治療や
ガン発見検査機器の
PET等もその成果です。

ILCは地下100m30~50㎞のトンネルを掘り
その中に設置されます。
日本では岩手県の北上山地と福岡県と佐賀県境にある
背振山地の地質がその最適環境である為に
設置候補地になっており、
海外ではシカゴ近郊とジュネーブ近郊が
その適地とされています。

しかし世界の研究者の多くは早期設置が
可能とされる日本での建設を期待しています。

様々な研究成果が生み出され
その発信地が岩手県になり
世界から岩手に注目が集まる事、
建設から数十年に及ぶ運営からもたらされる
雇用をはじめとする経済的効果等が
期待されますが、

ILC
によってもたらされる岩手にとっての
最大の財産は、

世界から岩手に集い居住する研究者や
企業人が作り出す生活スタイルや
各々が持つ文化と岩手の風土が融合し、
世界の岩手が新たに創造されるという事。

さらに現在岩手から
1年に約1万人の人が
流失していますが、
ILC建設によって多くの人々
そして頭脳が岩手に集積するという事です。

ILC
建設は2014年には候補地が決定され
2020年代半ばには稼働する近い未来のことです。

ILCは宇宙から岩手が授かる最大の宝物です。


*加速器研究施設の前で早野教授と

岩手も子どもたちの為に、
そして地球の未来の為に、
僕は岩手
ILCの建設に向けて
全力で取り組んでいきます。

皆様も是非注目してください。
そして
ILC岩手誘致の運動を
共にはじめましょう!!!

ILCが岩手の未来、
  人類の未来、地球の未来を拓きます。”