いよいよ今年もあと4時間あまり。私のこの1年は山あり谷ありでした。昨年末平成18年のテーマを『整理・整頓』と定め、事業、仕事、商品、得意先、社員さんの整理・整頓と取り組み、自分自身の整理・整頓もしました。
「整理とは、要るもの要らないものを区別し、要らないものを捨てること。整頓とは、要るものを本来あるべき場所におくこと。」生まれて初めて『整理・整頓』の本当の意味を知り感激しました。それまでは単にきれいにすれば整理整頓できたと思っていました。本当の『整理・整頓』には別れや出会い、そして決心がつきまとい自分が試されます。様々な悩み、迷いの中で眠れない日もありました。落ち着かずイライラした事もありました。その間に、待つ事の大事さ・人の有り難さ・自らが源であるという事など、多くの事に気付かされ学び、自分で言うのもオコガマシイすが自分なりに少し成長したと感じました。
しかし整理整頓から得た最大の学びは自分なりの『覚悟』ということでした。仏様のような立派な覚悟ではありませんが、要らないものを捨てる決心、要るものを真剣に守る決心が出来るようになったということです。
今までは、それができずに全てのものが中途半端になっていたのです。しかし整理整頓から覚悟らしきものがわかってきた時、決して逃げる事なく全て自分が背負う気持ちが湧き、新たなチャレンジとして政治を志そうと決心しました。
しかし今でも時々知らず知らずのうちに逃げに走っている自分が居ます。まだまだ体質になっていないのです。「逃げない事」を意識し続け、もっと『覚悟』できる自分をつくる。それが亥年平成19年のテーマです。
今年1年多くの方にお世話になりました。本当に有難うございます。
そして来年も宜しくお願いします。どうぞ良いお年をお迎えください。