最近、以下の症状はありませんか?
・ 頭痛 
・ めまい
・ 肩こり
・ 動悸 
・ 息切れ 
・ 手足のむくみ 
・ 吐き気 
・ 耳鳴り 
・ 視力の問題
・ 頻繁な鼻血

これらの症状がある場合は、高血圧になっているかもしれません。

高血圧になる主な原因は

・過剰な塩分摂取 
・肥満 
・過度なアルコール摂取 
・運動不足 
・ストレス 
・喫煙 
・加齢 
・遺伝的要因 
・睡眠不足
・慢性疾患(糖尿病、腎疾患など)

 



と言われています。加齢や遺伝的要因は改善することはできませんが、
そのほかの項目については生活習慣の見直しで改善できると思います。


「忙しくて運動する時間がない」
「外食が多いから、塩分を控えるのが難しい」
「家族みんな血圧が高いから、遺伝だと思う」
「血圧計の誤差だと思う」 
「診察の時だけ血圧が高くなる、白衣高血圧だから」
「最近、ちょっと塩辛いものを食べ過ぎたから」 
「年を取ると誰でも血圧は上がるもの」 
「ストレスが多いから、仕方ない」 
「今は大丈夫、若いから」 
「薬を飲んでいるから、食生活は気にしなくていい」 


と言って、高血圧を放置していると認知症を発症するリスクが高くなります。


高血圧は、認知症の発症および進行に大きく関与していることが知られています。特に、血管性認知症のリスクを高めると多くの報告があります。
また、高血圧は脳卒中の主要なリスク要因であり、脳卒中を経験することで認知症を発症する可能性が高まることも指摘されています。


高血圧を改善する主な方法には以下のようなものがあります。

食生活の改善

・塩分の摂取を減らす
・カリウムを多く含む食品を摂取する
・野菜、果物、魚を多く摂る

運動習慣の改善

・有酸素運動を行う
・定期的な運動を心がける


生活習慣の見直し

・禁煙
・アルコールの摂取を控える
・ストレス管理


定期的な健康チェック

・血圧の定期的な測定
・医師との相談




高血圧は老年期にのみ影響するものであり、中年期の高血圧が認知症のリスクを高めることや、
生活習慣の改善が重要であることを認識していない人が多いかもしれません。

健康な生活を送るためには生活習慣の改善や血圧管理を行うことが重要です。
高血圧が認知症のリスクを増大させることを踏まえて、生活習慣の見直しや改善をしたほうがいいですよ。