おはようございます!生活習慣病予防アドバイザーの中山博之です。

毎日、旬の食材を食べていますか?

旬の食材には、その季節に必要な栄養がたっぷり含まれているので、

積極的に食べたほうがいいですよ。

今回紹介する食材は山芋です。

 



山芋は脾臓を強め、肺の機能を助け、腎臓を養潤する作用が期待できます。

山芋を使った料理で一番好きな料理は何ですか?


レタスクラブによりますと
山芋を使った料理トップ5は


【1位】長いもの肉巻き照り焼き
【2位】豚肉と長いもの甘辛炒め
【3位】塩だれチキン【by 山本ゆりさん】
【4位】豚玉お好み焼き
【5位】白菜の豚しゃぶ巻き鍋

なんだそうです。

どれも美味しそうですね。




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山芋に含まれている栄養素

【炭水化物】
山芋には炭水化物が豊富に含まれています。これはエネルギー源となり、適切な摂取により持続的なエネルギー供給が期待できます。特に運動不足の方や高齢者には、健康な生活をサポートします。

【カリウム】
カリウムは血圧の調節に関与し、高血圧の予防に寄与します。山芋には適切な量のカリウムが含まれており、心臓血管系の健康をサポートします。

【ビタミンB1】
ビタミンB1はエネルギー代謝を促進し、神経や筋肉の正常な機能をサポートします。山芋の中にもこれが含まれており、疲労回復や運動時のパフォーマンス向上に寄与します。

【食物繊維】
食物繊維は腸内環境を整え、便通を促進します。山芋に含まれる食物繊維は、消化器系の健康維持に役立ちます。

【ジアスターゼ】
ジアスターゼは消化酵素で、食べ物の消化吸収を助けます。これにより、栄養素の摂取がスムーズに行われ、身体の健康状態を維持します。

【ムチン】
ムチンは粘膜の保護に寄与し、胃腸の健康をサポートします。胃粘膜を保護することで、胃の不調や胃潰瘍の予防に効果が期待できます。

これらの栄養素が豊富に含まれた山芋は、健康的な生活習慣をサポートする優れた食材です。日常の食事に取り入れ、バランスのとれた食生活を心がけましょう。




山芋の生活習慣病予防効果


糖尿病予防
山芋には豊富な食物繊維が含まれています。この食物繊維は、摂取後に血糖値の急激な上昇を抑え、血糖のコントロールをサポートします。特に、食物繊維は腸内で水分を吸収し、ゆっくりと消化・吸収されるため、血糖の急激な変動を防ぎます。また、食物繊維が腸内細菌の働きを促進し、腸内環境の改善にも寄与します。

心臓病・高血圧予防
山芋には豊富なカリウムが含まれています。カリウムはナトリウム(塩分)とのバランスを保ち、血圧の調節を助けます。十分なカリウムを摂取することで、血管の収縮を抑制し、血圧を正常に保つことが期待されます。これにより、心臓血管系の健康を維持し、心臓病や高血圧の予防に寄与します。

脳卒中・動脈硬化予防
山芋には血圧の安定に寄与するだけでなく、炭水化物や食物繊維も豊富に含まれています。これらの成分が協力して、血管の健康を促進し、動脈硬化や脳卒中のリスクを軽減します。特に、食物繊維は血中コレステロールを調整し、動脈硬化を予防する役割を果たします。

免疫力向上
山芋に含まれるビタミンB1は、エネルギー代謝を促進し、細胞の活動に不可欠です。免疫機能はエネルギー依存的なプロセスであるため、ビタミンB1の摂取は免疫力向上に寄与します。健康な免疫系は感染症や炎症に対抗しやすくなります。

脂肪肝予防
山芋に含まれるジアスターゼは、脂肪の代謝を助け、脂肪肝の予防に効果的です。ジアスターゼは消化酵素の一種であり、脂肪を分解して吸収を助けます。正常な脂肪代謝は、肝臓の健康を維持し、脂肪肝の発症を防ぎます。



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山芋は優れた生活習慣病予防食材です。食物繊維が豊富で、血糖値の急激な上昇を抑え、インスリンの働きをサポートして糖尿病予防に効果があります。また、含まれるカリウムは血圧を調整し、心臓血管系の健康を維持します。
食物繊維やビタミンB1、ジアスターゼなどが動脈硬化や脳卒中のリスクを軽減し、腸内環境を整えることで免疫機能も向上。さらに、脂肪の代謝を促進して脂肪肝の予防にも寄与します。
山芋を食事に取り入れ、これらの栄養素を摂ることで、健康な生活習慣をサポートできます。