最近では、転職社会と言われるほど、離職者が多くなっています。 現在は、コロナの影響も大いにありますが、離職理由の多くは 人間関係からのストレス要因が大きく占めているようです。
アメリカの精神科医が作った、ストレスの評価表からみても 人間関係でストレスを強く感じやすいことが分かっています。 これは、個人主義の傾向の強いアメリカのデータからですが 人間関係を大事にする日本では、その傾向がもっと強くなる と考えられるそうです。
私達は、一人で生きていくことはできません。 他の人に助けられたり、自分が助けたりしながら生きています。 それは、現実的な面でお互いに助け合うということでもあり そうしたことがなくても、ただそばにいるだけで気持ちが和らいだり 力がわいてきたりという、目に見えない心理的な面での助け合い 支え合いを日常的に体験することもあります。
逆に人間関係がぎくしゃくすると、不安になったり落ち込んだりして 精神的に不安定になってきます。 このように人間関係は気持ちに大きく影響するものです。
人と出会ったときや人と話をするときに笑顔で接すると 相手も笑顔になります。 逆に自分の方が引いたような態度をとると 相手の人も引いたような態度になります。 このように自分が親しみを持った態度をとると 相手も親しみを持った態度をとり、自分が敵対的な態度をとると 相手も敵対的な態度をとるということです。
こころを元気にする人間関係を作るためには、自分の気持ちや考えを穏やかに しかしきちんと伝えていくこと。 お互いの気持ちや考えを理解して助け合っていけるような冷静さが大切ですね。
|
私達キャリアコンサルタントもお手伝いをさせていただきます。