女性相談者(20代)
これまで、接客スタッフとして、頑張ってきた。 他者から指摘や助言に耳を傾け、自分でできることを 見出してきた。 お客様から感謝された時の達成感や満足感もあり、 やりがいがあった。長く働きたかった。 しかし、上司から叱られたり、否定的な態度を取られ たりすることで、相談する意欲がなくなり、退職を決意。
障害があることは自覚している「福祉的就労」も視野 に専門家と相談を重ねた結果、「一般就労」を目指すこと となった。 新たな挑戦がしたいが、どんな訓練を受講すべきか 迷っているとのこと。
相談者は、 苦手なことも含め、客観的に自分をわかるのは非常に 難しいが、どこまでやれるか判断し 「これ以上はやれない」という線引きをする能力もあり 自分のことをしっかりと受け止めている様子であった。 また、一気に就業を目指すのではなく、職業訓練から の就職を目指している。
情報提供やアドバイスは、キャリアコンサルティングに おける重要な支援方法での一つです。 まずは、これまでの職場での経験等を整理整頓した上 で得意な分野と不得意な分野を整理してみましょう。 |