今年もあと数日ですね。
みなさまは、どんな一年を過ごされたでしょうか?

年末年始

ゆっくりとお家で過ごすのもいいですね。

 

 

今回は、健康に生きるために必要不可欠な

血管ケアのお話です。

 

 

 

  血管ケアの大切さ

 

私たちの体を走っている血管を

すべてつなげると約10万㎞になるそうです。


この長さはおよそ地球2周半に相当します。
私たちが生命活動を行っている間、

その血管に血液が絶えず流れています。


そして私たちの体で

血管のない場所はほとんどありません。

(その証拠にどこを怪我しても必ず血が出ます)

 


血液は

酸素や栄養素を全身の細胞に届け、

不要になった二酸化炭素や老廃物を

排出する大事な役割を担っています。

 

また免疫細胞を全身に行き渡らせるのも血液の役割

体温を一定に保ったりする・・

 

 

少しむずかしくいえば

「恒常性維持機能(健康を保つ力)」にも

血液が大きく関係しています。

 

その血液の通り道(生命活動のインフラ)が血管です。


病気の原因を考えていくと、

その多くで血液や血管の機能不全(老化)にたどり着きます。

 


ですから、この原因をそのままにしながら

表面に出ている症状だけに対処し続けていても、
なかなかよい結果は得られません。

(病気を繰り返してしまいます)


病気の治療、更にいえば

いつまでも健康な暮らしを続けるためには

健康の根本を支える血管を健全に保つこと、

つまり「血管ケア」を意識することが大切です。

 

 

 

  長寿の秘訣は"若々しい血管"を保つこと

 

100歳を超えて元気に過ごされている方々を

“百寿者(ひゃくじゅしゃ)”といいます。


その方たちに共通するのは

「若々しい血管を保っていること」だそうです。

 


血管年齢という言葉をよく耳にしますが、

若々しい血管とは弾力がある柔らかい血管のこと。

 

 

老化が進むと血管が固くなります。

これが動脈硬化です。

 

糖尿病や高血圧といった生活習慣病は

この動脈硬化を一気に進行させます。

 

 

合併症を防がなければならない理由は、

動脈硬化の進行が

命に係わる脳梗塞や心筋梗塞といった

病気につながるからです。

また、糖尿病では

細かい血管が集中する部分で

多くの不具合(合併症)が起こります。

 

  • 目(糖尿病網膜症)
  • 腎臓(糖尿病腎症)
  • 神経(糖尿病神経障害)

が三大合併症と呼ばれています。

 


こうしたことからも「病気の治療」

これから病気にならないように気をつける「予防」には

「血管をケアする」ことが大切だと分かります。

 

 


 

  血液の老化=『酸化』を防ごう

 

では、具体的に血管を若々しく健康な状態で

保つためにはどのようなことに気をつければよいでしょうか。


そこで必要になってくるのが・・
「血流」「抗酸化」なのです。


全身をくまなく走る血管、

でもそのうちの99%は

髪の毛の20分の1という細さの「毛細血管」なんです。

 

 

鉄がさびたりするのは

「酸化」と呼ばれる反応です。

 

そして、この「酸化」

私たちの体の中でも起こるのです。

 

 

酸素には「ものをさびさせる力」=酸化力があります。

そして更に強い酸化力を持つ酸素が活性酸素です。


身近な酸化反応として知られるのは

「油」だと思います。

油を置いておくと、色が黒っぽくなります。

 

また「揚げ物」は足がはやい(傷みやすい)といわれます。

これは油が酸化されやすいためです。

 

 


私たちの体を構成する細胞の外側は

細胞膜という膜(脂質)でできていて、

これはとても酸化しやすく活性酸素に弱いのです。

 

 

血管も細胞で出来ていますから、

酸化を予防する生活を心がけることが

血管の老化(酸化)を防ぐことにつながります。


活性酸素は大きくいうと次の5つによって発生します

  1. 細胞内でのエネルギー産生
    (酸素を利用してエネルギーを作る)
  2. 炎症(慢性炎症を含む)
  3. 肝臓での化学物質の代謝(化学薬品等)
  4. ストレス(ストレスホルモンや血流阻害)
  5. 血流が悪い状態
    (虚血再灌流:流れの悪い血液が再び流れだすこと) 

 

そんなにたくさん活性酸素ができるなら、

「体中の細胞がさびてしまう!」

と思われるかも知れませんが、その点は大丈夫。

 

私たちの体には

元々さびを防ぐための酵素が備わっています。


産生された活性酸素は

生命活動に支障のないよう除去されているのです。


しかし、乱れた生活で大量の活性酸素が出たり、

年を重ねて酸化を防ぐ酵素(抗酸化酵素)の量が徐々に減ってくると、

外から抗酸化の働きがある物質を摂ることも必要になってきます。


上記の他に紫外線も活性酸素の発生原因となります。

 

 

植物は太陽の光でエネルギーを作るので、
酸化に対する耐性があるといわれます。

 

だから植物には抗酸化作用が備わっているのです。

 

更にいえば、枯れることなく一年を通して茂っている植物はより強い抗酸化力があるといわれます。


「緑のもの」が体によいといわれる理由の一つは

この抗酸化作用によります。

 


 

  血流を維持して血管ケアを

 

また血流を維持することも「血管ケア」には大切です。


活性酸素ができる原因をみても分かりますが、

血流が悪いところではたくさんの活性酸素が発生します。


いくら抗酸化物質を摂っていたとしても、

一方でたくさんの活性酸素ができるのをそのままに
していては意味がありません。

 

血流を維持する(活性酸素の発生を抑える)ことが必要です。


また血液の流れが良い状態は

血管によい刺激を与え、

血管内皮細胞と呼ばれる血管の内側面から

血管の健康を保つ物質が分泌されます(NO=一酸化窒素等)。


抗酸化に働くものを摂り、

適度な運動で血液の流れをサポートする

(筋肉ポンプで静脈の流れをよくする)ことが大切です。

 

 

 

みなさまの健康に少しでもお役に立てるよう
これからも、身近な健康の話題をお届けしていきます。

よいお年をお迎えください。
 

 

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