今日は気温もぐんとあがり、暑いですね。
今回は腸活のお話です。
腸は色々なものが体の中に吸収されるところ。
そこの働きをしっかり整え、
健康づくりを行うことは健康の基本です。
腸活で健康な生活を
テレビなどの健康情報で
「腸活」という言葉をよく耳にします。
「腸活」とは腸内環境を整え、
健康維持・健康増進を積極的にはかることです。
腸内環境を整えることは
「健康」や「美容」といった
様々な面で大きなメリットがあります。
腸内環境ってなんだろう?
腸の中には細菌が100兆個以上いるといわれています。
腸の中を顕微鏡でのぞくと細菌が種類ごとにコロニーを形成していて、それがお花畑のように見えることから、
これを「腸内フローラ」と呼んでいます。
腸内細菌は
- 腸が元気になる有機酸を作り出し、排便や水分吸収を促進する善玉菌
- 有害物質を発生させたりする悪玉菌
- 健康なときはおとなしくしているが、体が弱ると悪い働きに加担する日和見菌(ひよりみきん)
の3つに分けることができます。
理想のバランスは
「善玉菌2:悪玉菌1:日和見菌7」だといわれています。
このバランスを保つことが
「腸内フローラ」を整えることに繋がります。
腸内環境チェック
□ お腹が張ることがよくある
□ 最近、肌荒れが気になる
□ 気分が落ち込むことがよくある
□ トイレ(排便)の時間が決まっていない
□ 食べ物の好き嫌いが激しい方だ
□ 食べるのがひとより早い(あまり嚙まない)
□ 食べたらすぐに寝てしまう
□ 長時間スマホを使う(特に寝る前)
いかがでしょうか?
3つ以上にチェックが入った方は要注意です。
生命活動の基本は消化(吸収)→利用→排泄の流れです。
この流れが乱れると(便秘など)、
健康を害してしまい病気の原因になったりします。
また免疫細胞の約70%が腸に集まっているともいわれます。
腸内環境のバランスが崩れると
免疫力低下を招く恐れもあります。
その他にも腸内の有害物質(アンモニア等)が増えると肌荒れの原因になりますし、
腸内環境が悪いと痩せにくい体質になってしまったりもします。
「腸活」を心がけて健康生活を
ポイント①
決まった時間にバランスの良い食事をする
不規則な食事、偏食、過度なダイエットには要注意です。
腸の活動は体内時計と連動しています。
自律神経の働きでいえば、
消化活動等は副交感神経が
優位な時間に活発に行われますので、
生活のリズムを整えることがとても大切です。
なるべく決まった時間に食事をしましょう
(朝食もしっかりとる)。
食物繊維や発酵食品を積極的に摂って、
理想の腸内細菌バランスを目指しましょう。
発酵食品はヨーグルトなどの乳製品だけではなく、
味噌やお酢、塩麹などからでも摂ることができます。
ダイエットで極度な食事制限を行うと、
腸の動きが鈍くなり便秘になりがち。
栄養バランスを考え、
運動を取り入れた正しいダイエットを行いましょう。
ポイント②
生活に運動を取り入れる
運動を心がけましょう。
ただし、激しすぎる運動は腸にとってはストレス。
少し汗をかくくらいの運動がちょうどよいです。
例えば30分程度のウォーキングなどはおすすめ。
心地よい運動によって自律神経の働きも整います。
続けることが大切です。
ポイント③
決めた時間にトイレに入る
年齢を重ねると、
感覚が低下して便意を感じにくくなります。
食後など、時間を決めてトイレに入る習慣をつけるとよいでしょう。
その時に力を入れすぎないように気をつけてください。
ポイント④
冷え・血流改善
便秘の方は「冷え」に原因を持っている方も多くいらっしゃいます。
お腹を冷やさず温めてください。
そのためには血流改善が有効です。
腸を温めるということで
お腹を揉む方もいらっしゃるかもしれませんが、
強く揉みすぎるのは逆効果。
寝る前に下腹部をやさしくさする程度が良。
心身ともにリラックスすることが大切です。
まとめ
いかがですか。
免疫に美容、そして健康増進。
また正しいダイエット(痩せやすい体質作り)にも
腸内環境が大切です。
また腸は脳とも繋がりが深いので、
“うつ”などとも密接な関係があると言われています。
食事もそうですが、
腸は色々なものが体の中に吸収されるところ。
そこの働きをしっかり整え、
健康づくりを行うことは健康の基本です。
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