9月に入り、爽やかな風が感じられることも多くなってきましたね。
夜中にトイレに行かれますか?
夜中に2回以上とトイレに行く方は、
行かない方に比べて死亡率が高いといわれています。
この夜間尿の原因は、
男性なら前立腺肥大
女性なら過敏性膀胱炎などが考えられます。
でも、昼間は、そんなに頻尿でないという方に朗報です。
近年の研究では、
「ふくらはぎ」の水分が、
夜間尿と深い関係があると考えられています。
朝起きてから立っていると、
重力により、下半身に水分が溜まってきます。
特に、「ふくらはぎ」から足先に水分が溜まっていきます。
夕方になると足首に、靴下の跡がついている、
靴がきつくなったりするなど経験がありませんか?
実は、「ふくらはぎ」は第2の心臓とも呼ばれ、
足に溜まった水分(むくみ)を血液に乗せて、
心臓や腎臓に戻すポンプの働きがあります。
夜、横になると、
この ふくらはぎに溜まった水分が上半身に戻り、
オシッコになり、夜中のトイレにとつながっていると
いわれています。
【夜間尿を防ぐ生活習慣】
この夜間尿を防ぐ効果的な生活習慣を紹介します。
これだけで夜中に行くトイレの回数が減った方がいる
との報告があります。
①足の筋肉をつけて、
ふくらはぎのポンプの力をつける
②ふくらはぎを動かす
特に、夕方のウォーキングが効果的です。
③弾性ストッキングを着用する
どうしても、運動はちょっと...という方は、
弾性ストッキングもよい方法です。
④日中に、15㎝程度足を上げて、
15分程度仰向けに横になる
そうすることで、足に溜まった水分が上半身に戻ります。
ただし夜間や就寝時に行うと逆効果になります。
また、心臓や肺の病気を持っている方は、
心臓などへ負担になることがありますので、
控えたほうが良いでしょう。
④60歳以上の方はタンパク質を摂る
また60歳以上で、食事の量が少ない、欠食する方などは、血液中のアルブミンという筋肉を作るタンパク質が少なく、むくみやすくなります。
夏場の食事は、タンパク質が少なくなりがちなので、
まずは肉や卵など動物性たんぱく質を積極的に摂ることが
大切です。
⑤食事のポイント
・塩分を減らす
・タンパク質を多く摂る
・欠食しない
・アルコールを控える
普段の食事から心掛けるようにしてみましょう♪
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