急に寒くなって、風邪などひかないように体調管理には十分気をつけて下さい。


この時期、温かいシチューが体をあたためてくれます。


シチューなどによく使われるのが、タマネギです。


ここ岸和田のある泉州地区はたまねぎの一大産地でした。

最近は淡路島の方が知られていますが。


このタマネギ、栄養豊富な食品で血液をサラサラにするといわれます。


主な栄養の一つはケセルチンで、皮に多く含まれます。

これはポリフェノールの1種で、有害な活性酸素を除去する働きがあります。


もうひとつの主な栄養は、におい成分の硫化アリルです。ケセルチンとともに血糖値や血圧の低下、血流改善の効果があります。


実際、タマネギを毎日食べると血糖値や血圧が高い割合で改善すること確認されています。


タマネギを毎日食べる場合、たまねぎスープにすると便利です。


作り方は簡単で、タマネギを薄く切ってお鍋でコトコトと2時間程度煮ると出来上がりです。


じっくり煮ることで、タマネギの成分が十分にスープに出て、とろみがつくし、甘みがでます。

味付けは塩コショウでも、コンソメ味にしてもよいでしょう。


このタマネギスープはおなかを壊し、急に下痢をしたりはいたりして脱水状態になったときの保水液として役立ちます。吸収が良いし、腸にもやさしいので、胃腸の回復食としてもピッタリです。


タマネギは昔から疲労回復や食欲不振、精力減退、精神不安などにも良いといわれています。


健康管理に、栄養豊富な玉ねぎを日ごろから活用したいものです。


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