香港の街中では犬猫はほとんど見かけません。
なぜか分かりますか???
食べてしまうからです!!(@_@)
衝撃的な発言に、目が点になってしまいました。
私たちを案内してくれたガイドさんが、香港の方と結婚して御主人のご家族と同居するようになった頃、ペットとして犬を飼っておられたようです。
香港のアパートの同居生活はとても狭いので、犬は迷惑だと思って、ご主人のお母さんに「誰かに預ってもらうようにします」と伝えたそうです。
そうしたら、「一緒に連れておいでよ!」っと、とってもウェルカムだったので安心して連れていったら、いつの間にか犬が消えてしまいました。
そしてお姑さんいわく、「しゃぶしゃぶで美味しく頂きました!!」とのこと。
過去にTVでそんな話を聞いたことがあることを思い出しながら、彼女の衝撃的な体験談に身体が震えました。
「中国人にとって犬猫はペットではなく家畜、つまり食用で鶏と同じことなの」
「だからおばあさんも主人も私の子供も鶏をさばいて食べることが出来るよ!」
この事件で犬を食する文化を持たない国で育った彼女は、結婚して初めてお姑さんと大喧嘩したようです。
「食べるなら先に言ってよ!」
と強く抗議したら
「今日寒いから皆でしゃぶしゃぶしよう」と了解を得たよ、とお姑さんの談。
文化の違いに驚かされるできごと。
「ありえない!!」は文化が変われば
「当たり前!!」
宗教の違いも理解できないことが一杯あるけれど、その溝を埋めるのはコミュニケ―ションしかないのかな!?