2013年も今日で最後になりました。
皆さんにとって今年はどのような1年でしたか?
私はこの1年間、心を鍛える出来事がたくさんありました。
1月に行われた全日本選手権は、肘の手術後2大会目という不安もありましたが、卓球が楽しいという気持ちで思い切り戦い優勝することができましたが、2月、3月、4月のワールドツアーではなかなか結果を残すことができませんでした。
そして5月のパリの世界選手権。
パリで世界選手権が行われるとわかったときから「絶対に出場したい」、「いい結果を出したい」と強く思っていた大会でした。しかし、あのような結果となってしまい、とても胸が苦しかったです。
でも今思えば、強がりに聞こえてしまうかもしれませんが、パリの世界選手権はあれでよかったのだと思います。
去年のロンドンオリンピックでとても良いプレーをすることができて、自分のなかでは一つの箱にしまい、「ゼロからのスタート」のつもりが、勝手に1からのスタートになっていて、「ロンドン以上のプレーを」という気負いがあった私を、パリでの敗北はゼロからのスタートに変えてくれた気がします。
パリが終わってからは、張コーチと毎日のようにぶつかり、その都度状況に応じた厳しい言葉をかけてもらったり、優しく励ましてもらったり、一緒に泣いて・・・とても苦しい時間でした。張コーチが熱心に指導してくれたお蔭で、6月のジャパンオープンでは久しぶりに納得のいくプレーができて、初優勝となりました。それは本当に大きな自信になりました。
そして何より、いつも応援して頂いている日本の皆さんの前で優勝することができて、皆さんの期待に少しは応えられた気がして、とても嬉しかったです。
その後もアジア選手権や、ワールドカップなど国際大会が続きましたが、自分の中では納得のいくプレーが比較的できたと思います。その結果、ポーランドオープンとドイツオープンの2大会で上位に入賞することができて、今年中に世界ランクを10位以内に戻すという目標をクリアすることができました。
1年を通して結果を残し続けるのは、とても難しいことだと改めて実感した2013年。
アスリートとして安定した良い成績が残せるように、今後も頑張っていきたいと思います!!
最後になりましたが、いつも温かく応援して下さる皆さま、今年もありがとうございました!!!
何度も何度も、皆さまからかけていただくお言葉やコメントに励まされました。
これからも、もっともっと皆さまの期待に応えられるようにがんばります!!!!!
皆さまに支えていただいているおかげで、私は今日もコートに立てています。
感謝の気持ちを忘れずに、来年も精進していきたいと思います!!
そして、所属のANAさんをはじめ、日清オイリオさま、ミズノさま、コラントッテさま、
今年も大変お世話になりました。いつも温かくサポートいただき感謝しております。
2014年は1月に全日本選手権、4月末から世界選手権の団体戦が東京で行われます。
だいすきな日本で、だいすきな団体戦です!!
一人でも多くの皆さまに喜んでいただける結果を残せるように、しっかりと準備したいと思います。
世界卓球団体戦が終わると、リオへのオリンピックレースのはじまりです。
こうして考えると、時間が経つのは本当に早いですね・・・
一日一日をしっかりと生きて、悔いの残らない日々を過ごしていきたいと思います!!!!
それでは皆さま、よいお年をお迎えください。
また来年もよろしくお願い致します!!!