高校卒業後に就職すべきか進学すべきかということについて悩むことがあると思うが色々私自身の意見を書かせてもらいたい。あくまでもこれは私自身の主観的意見という前提で読んで下さい。
○進学するメリットデメリット
①大学に進学するメリットデメリット
・メリット
「大学卒という学歴が貰える(就職活動において大卒のみという採用基準になっている場合がある)」「資格試験によっては特定の分野の学部を卒業していなければ受験できない場合がある(医学部薬学部歯学部等)」

・デメリット
「4年(学部によっては6年)学校に通わなければいけない(当然その分の学費や入学金がかかる)(通信制大学の場合どうかは知らないが)」「レベルの低い大学だと大卒扱いされない場合もある(就職活動において学歴フィルタリングで引っかかる場合がある)」「入試をクリアしなければいけない(レベルの低い大学であれば名前さえ書ければ入学できるがレベルの高い大学の高い大学の場合入学基準が高いため、全ての受験者が合格できるわけでない)」「大学や学部によるから一概に言えないが自分で計画的に単位を取得していかないと規定の年数で卒業できなくなる(そもそも履修科目届けを出して単位取得のための計画を立てないと留年することが多い、そういう意味で自主性がないとだめなことが多い)」「学校や学部によっては実務的・専門的知識が身につくとは限らない(逆に自分からやりたいことを見つけて資格試験の勉強をしたり授業を受けるなどをしていかないとどんどん放置される場合がある)」「就職活動において4年制大学を卒業しているのだから採用最低基準が厳しくなることが多い(当たり前ですけど)」

②専門学校・短大に進学するメリットデメリット
・メリット
「4年制大学に比べて入試が楽(簡単)な場合がある(全てがそうではないが)」「修業年限が2年(又は3年)のため学費等が4年制大学に比べて少なくてすむ」「4年制大学に比べて修業年限が少ない分早く就職することが出来る(お金を早く稼いで実務経験を積むことが出来る)」「短大の場合4年制大学に編入することが出来る場合があるため、大学入試に比べて楽な場合がある」「学校によっては専門的で実務的な授業を受けることが出来る場合がある」「学校にもよるが学校がカリキュラムや授業の計画を立ててくれる(時間割表を学校が作ってそれに従って学生が授業に出席するようにしてくれる学校があるらしい)ので大学よりも自主性が強調されない分楽なところがある」

・デメリット
「短大卒又は専門学校卒という学歴になる(4大卒という学歴にならない)」「2年制の学校(又は学部やコース)の場合1回生の時から実質的に就職活動のような状況になることがあるため、学校生活がほとんどないという状況になる」

○高卒で就職するメリットデメリット
・メリット
「大学・短大・専門学校に進学しない分授業料(お金)が余分にかからない(授業料は高校分まで)」「余分に進学していない分早くに実務経験を積みつつお金を稼ぐことが出来る」「余分に進学していない分就職において採用基準が緩い場合がある(採用されやすい)」「学校が手取り足取り就職指導をしてくれる場合が多い(余程問題のある生徒や学校でない限り)」「就職活動をする年齢が低い(若い)ため、人事担当者も大学・専門学校・短大に比べて優しく接してくれる場合がある」「正社員として就職すれば厚生年金に加入できる(当然厚生年金に加入できる職場に就職すればの話)ため、年金加入期間が長くなるため、老後の生活の足しになる」

・デメリット
「学歴が高卒扱いになる」「初任給が大卒より安い場合がある(ただこれは正社員として就職した場合のことです)」

○まとめ
各学歴のメリットデメリットについて書きました。個人的な話として言わせて貰うなら「特に勉強をする気もないのなら高卒で就職したほうがまし(就職してから学校に進学したくなったのであれば通新制大学や2部制大学という方法もある)」「低偏差値大学(FレベルやBFレベルの大学)にいくのは絶対にやめたほうがいい(大学は勉強するところです)」「特に勉強したいとは思わないが就職したいとも思わないという理由で進学するのはお金を無駄にすることが多い」ということです。もし進学したのなら一生懸命勉強してちゃんとした就職先に就職できるようにすることが大切です。このことを考えて進路を決めましょうね。