つい最近、ココナラからご依頼いただいた方に対して、私はとても失礼な対応をしてしまいました。
せっかく日程調整までしてくださったにもかかわらず、肝心のポイントを見落として納品してしまったのです。
AI作成はNGという項目です。
なんども見たはずなのに、スルリと抜けてしまいました。
あり得ません、そんなことは。
結局、AIを使っていますか?と聞かれ、「はい」と答えたので契約不履行となりました。
私はボーゼンとしました。
なぜ、こんな大事なことを見落としたのか。
恥ずかしくて申し訳なくて、お詫びのことばも出せないくらいでした。
ココナラに申請をして、返金処理をしていただきました。
最後に評価の段階になりました。
評価はお互いが入力完了して、初めて公開されます。
すでに注文主さまは評価を完了された、とココナラからメッセージが届きました。
今度は私の番です。
緊張しました。
もし私が評価をしなければ、永遠にこの件の評価は見ることはありません。
相手が評価1とかつけても仕方のないことです。
しかしもし、1をつけられたら今後の私の活動は致命的ともいえるほど打撃を受けます。
それでも私は評価をつけてココナラに送信しました。
すぐに公開されました。
お相手からの評価は3でした。
「ありがとうございました」という言葉を添えて。
私はその方に、私の落ち度からご依頼時の約束を果たせなかったことをお詫びして、評価とともにメッセージにもその旨を書きました。
今後は二度とないように精進します、として結びました。
それから10日ほどたったでしょうか?
その方が、私をフォローしてくださったのです。
ココナラでは出品者をお気に入り登録できますが、、、
「えっ?なぜ」
混乱しました。
お気に入り登録の目的としてはおもに、
・ちかいうちに購入したいと考えている
・フォローすることで意識を自分に向けてもらえる(相互フォロー)
・応援
という3つが考えられます。
さらにちょっと複雑なのが、フォローには3つの種類がありまして、
・作品に対してのフォロー
・ブログに対してのフォロー
・出品者に対してのフォロー
と分類されているのですが──
出品者に対してのフォローがされていたのです。
一体なぜ?
混乱しましたが、それでもお礼を送信しようと、メッセージを書きました。
でも考えてみると、会社にいる時にはこんな独断行為は許されないことです。
それが個人事業主としてなら、できちゃうんですね。
お礼やお詫び、その他モロモロ。
自分の良心に従って行動できる。
これはとてもありがたいことだな、と思えました。
責任を取るのはもちろん自分。
逃げるわけにはいきませんから。
でも、だからこそダイレクトに反応が伝わる。
人と人とのぶつかり合いのような、本音の世界で生きられる。
恐ろしいことではありますし慎重さが重要にもなりますが、なんだか嬉しいです。
自分が自分として生きられる。
だからこそ、磨けばみがくだけ相手に直接伝わる可能性も高くなる。
そう思えるからです。
今日はとても恥ずかしいお話をしながら、こんなご縁もあるんだな、ということを共有したくなりました。
私の甘さに対して、嫌なお気持ちになったらごめんなさい。
数ヶ月後の私に対して、日々書いている文章なのでお許しください。