キーワードを与えられた記事を作成する場合、最初にやることはなんでしょうか?
こたえは、ググること、です。
上位10サイトを全部しらべて、タイトル/目次を見て、読者の検索意図を探るため。
グーグル上位表示されているサイトは、読者の検索意図が満たされているからです。
(たまにそうでないサイトもありますが、、、)
だからこそ、上位サイトを探れば、読者の求めを徹底追跡できるということになります。
ここではまだ、サイトの中身までは見ません。
ラッコキーワードで検索して、目次を抽出します。
それから、まとめます。
だんだんと読者の意図がわかってくるのでメモ書きしながら、ひたすら情報をまとめる作業を続行。
上位記事の中には、公式HP(企業)や広告もあるので、広告は省きます。
次に、見出しを作ります。
目次を抽出させてまとめる作業をするため、目次情報がズラッと並びます。
※目次と見出しは同じ意味※
見出し>小見出し
という順序ですが、上位10記事を見ると、見出しの順番が違うものも多々あります。なので、その段階では単なる抽出というだけにとどめます。
カテゴリーに分ける段階の1歩前という感じ。
情報が多くなってくると、自分の頭のなかで構想がまとまってきます。
カテゴリー分けができてくるイメージ。
こっちの見出しの中にいれたほうがいいな、とか。
ひたすら情報収集をして、分類分けをする、という作業時間がつづきます。
でもこの作業が終わると、記事の半分が書けたという感じであとがラクなんです。
読者の検索意図がはっきりした段階なので、次の作業はズレがないように文章を肉付けしていくという流れになります。
あくまでも見出しに忠実に文章を付けていくわけです。
でも、最初私はこれができませんでした。
つい私のブログ癖で、書きたいことを書いてしまう、という方向になりました。
見出しがあって、キーワードがあってもなお、ブレた文章になってしまう。
なぜだろう?
と考えたときに気付いたのは、言葉にして読者のニーズを書いていなかった、ということでした。
たとえば、
ダイエット 夏
というキーワードだとすると、上記作業の結果、
・夏までに5キロやせる方法を知りたい
という検索意図があったとします。
読者の求めは、あくまでも痩せてキレイになって楽しい夏を過ごして、ついでに恋もして、ともかくハッピーになる。
ここで大事なのが、潜在ニーズ。
心理をさぐっていくと、「モテたい」ということになりそうです。
はっきり言って女性ターゲットなら、「好きな人にモテたい」です。
一方で顕在ニーズは「5キロ痩せてキレイになる」です。
読者の求めに応える記事を書くなら、
「夏までに5キロやせて、キレイになって、好きな人に振り向いてもらえてハッピーな自分になる」
という内容を充実させる必要があります。
情報収集を活用して、まとめあげればいいだけのこと。
さらに、他サイトでは不足していた情報をプラスしてあげれば差別化になる。
書くと簡単そうなんです。
でも、書き癖ってあるんですよね。
もっというと、心の癖でしょうか。
私の場合、不要な情報を追加したくなったりして。
自分の悪いクセが出ないようにするために、今は読者ニーズをPCに貼り付けて執筆しています。
自分の書きたいこと、は不要だから封印。
読者の欲しい情報に徹する、奉仕する、というスタンスで。
ペルソナは私、ではなく読者なので。
こんなことに注意して、最近は執筆しています。
読者ニーズに徹底的に寄り添うこと。
これがプロの仕事です。