副業が多すぎて決められない。
じゃあ、どうするか。
たぶん次に出てくるのが、
「自分に合う副業を探そう」
だと思います。
僕も普通にそう考えていました。
というか、今でも考えます。
人と話すのが好きなのか。
一人で黙々とやりたいのか。
文章を書くのが苦じゃないのか。
動画の方がやりやすいのか。
使える時間はどれくらいあるのか。
最初に使えるお金はいくらなのか。
こういう条件は普通に大事です。
平日の夜に1時間しか取れない人と、昼間もかなり時間を使える人では、選べるものも変わります。
だから、
「自分に合うものを選ぶ」
という考え方自体は、別におかしくない。
たぶん、かなりまともです。
ところが。
自分の昔のことを見ていたら、ここにも少し分からないところがありました。
■■■ 「自分に合う」で検索してみる ■■■
試しに副業を探す側になって考えてみます。
「副業 自分に合う」
と検索する。
すると、いろんな判断基準が出てきます。
得意なこと。
好きなこと。
経験。
性格。
使える時間。
目標金額。
初期費用。
なるほど。
じゃあ自分の場合はどうなんだろう。
考えてみる。
文章を書くのは嫌いじゃない。
だったらブログかもしれない。
一人でできる仕事がいい。
だったら物販も候補に入る。
パソコンを使うのは苦じゃない。
AIを使った仕事もある。
あれ。
また候補が増えた。
前の記事と同じところに戻ってきました。
■■■ そもそも「合う」って、何だろう ■■■
ここで少し分からなくなります。
「自分に合う副業」って、何をもって合うと言うんでしょうね。
楽にできることなのか。
得意なことなのか。
続けられることなのか。
稼げることなのか。
やっていて楽しいことなのか。
生活に合うことなのか。
たとえば、好きだけど全然売れない。
これは合っているのか。
逆に、そこまで好きじゃないけど売れる。
これは合っていないのか。
最初は苦手だったけど、半年やったら得意になった。
これは最初から合っていたのか。
途中から合うようになったのか。
……よく分からなくなってきます。
別に言葉遊びをしたいわけじゃないんです。
実際に何かを選ぶとき、
「これは自分に合っている」
って、かなり重要な判断材料になると思うんです。
なのに、その「合っている」が何なのかは、意外と曖昧なんですよね。
■■■ 僕も「こっちかもしれない」を何度もやった ■■■
僕の場合、18年くらい前からいろいろやってきました。
治療院をやっていた時期があります。
その後、物販もやりました。
さらにその後、コンテンツ販売もやりました。
並べると、結構バラバラです。
身体を扱う仕事と、商品を売る仕事と、デジタルのコンテンツを売る仕事。
何屋なんだという感じですが。
もちろん、その時々では理由がありました。
調べて、考えて、
「こっちの方がいいかもしれない」
と思って動いています。
実際にやってみて、結果が出たものもあります。
なので、全部が間違いだったとも思いません。
ここがまた面倒なんですよね。
もし全部失敗していたなら、話はかなり簡単です。
「自分に合わないものばかり選んでいた」
で終われます。
実際はそうでもない。
売れたものもある。
続いたものもある。
勉強してできるようになったこともある。
それでも、その先でまた、
「次は何をやればいい?」
と考えている。
だったら、僕が探していたのは本当に、
「自分に合う副業」だけだったんだろうか。
ここが少し分からなくなりました。
■■■ 「合わなかった」で片づけると、ちょっと変になる ■■■
何かをやめたとき、
「自分には合わなかった」
という説明はかなり使いやすいです。
実際、本当に合わないこともあります。
生活に無理が出る。
必要な作業がどうしても苦痛。
求めている収入と構造が合わない。
そういう場合は、別のものを選ぶのも普通です。
一方で僕の過去を見ていると、
「合わなかったから次へ行った」
だけでは説明しづらいものもありました。
結果が出ているからです。
役に立ったものもある。
できるようになったこともある。
なのに、次が気になる。
じゃあ、何をもって「合った」と言えばよかったんでしょうね。
これを書きながらも、まだよく分かりません。
■■■ 「自分に合うもの」を探している自分も変わる ■■■
もう一個あります。
18年前の僕と、今の僕は同じではありません。
知っていることも違う。
できることも違う。
使えるものも違う。
世の中にある選択肢も変わりました。
18年前には、今みたいなAIもありませんでした。
ということは、
「自分に合うもの」を探している、その“自分”の方も途中で変わっている。
これも考えると、さらにややこしい。
昔は合わなかったものが、今ならできるかもしれない。
昔は面白かったものが、今はそうでもないかもしれない。
最初は苦手だったものが、やっているうちに普通になることもある。
だったら、最初から完全に、
「これが自分に合う副業です」
と決めるのは、そもそも結構難しいのかもしれません。
だからといって、適当に選べばいいという話でもない。
……また面倒になってきました。
■■■ 最近、少しだけ質問が変わりました ■■■
以前なら、
「自分に合う副業は何だろう?」
と考えていました。
今はその質問を見ると、その一個手前が少し気になります。
「僕はいま、何を見て“合う・合わない”を決めようとしてるんだろう?」
です。
まだ答えはありません。
自分に合うものを探すことが悪いとも思っていません。
ただ、18年分を並べてみたら、
「合うものを探していた」
だけでは、どうも説明しきれないところが残りました。
それで今、その18年間を最初から見直しています。
治療院。
物販。
コンテンツ販売。
その時々では、別々のことをやっているつもりでした。
横に並べると、少し違って見えます。
▶ Kが18年間、何を探していたのかを見る
K