石造を求めて№14
仲村渠樋川(ナカンダカリ ヒージャー) 国指定重要文化財


1985年1月22日撮影
簡易な水場を1912年(大正元年)津堅島出身の石工により造り変えたと言われている。
左側階段を登った所に水の神様を祀る祠があり、真中の一段下がった所(三か所の樋口部分)がイキガ(男)ガー、右手の囲われたところがイナグ(女)ガーとなっている。
2004年(平成16年)に復元工事が行われている。(2008年11月6日写す)

広い石畳と大きなガジマルの木も見事である。




右手の赤瓦葺きの共同風呂は戦災で消失したが平成16年に復元されている。

イキガ(男)ガーからさらに一段下がった手前の水たまりはイモ洗い場だという(左側)
イモ洗い場から石畳道の下を水路(暗渠)が通っていて畑の方へ排水されてゆく。
手前の丸い穴の開いた石板は取り外し出来るようになっている(せき止め石)

・ヒージャーガー(樋川)とは奥にある水脈から懸樋(樋口)で受けて導入している水
場を指す。一説によると樋口から流れ出る水がヤギ(ヒージャー)のヒゲに似てい
るからそう言う名が付いたらしい。
・カーとは地下水の湧き出た所、井戸を言う。