おはようございます
昨日、最近話題の「勇者たちの中学受験」(著 おおたとしまささん)を読みました
実話をもとにした創作ですが、事実関係などは事実なので、親御さんの心理描写などかなりドキッとするものがありました。
その中のエピソードⅡは、
「このご家庭は一体、何のための中学受験だったんだろう。
子供は親の承認欲求を満たすための道具ではないことを私も心に刻まないといけないな。」
と感じました
逆にエピソードⅢは、本人はもちろん、家族みんなが笑顔で幸せになる中学受験。
親御さんが見栄や体裁じゃなく、子供が幸せになるための受験だということを分かっているご家庭で、
塾の先生や家族が子供の見方であり、子供の1番の幸せを願っている心が温かくなる話でした
本に描かれている3つのエピソードは全て関東地区での中学受験の話です
ですから2月1日からの約1週間に本命校と併願校の組み立てや、午前中と午後の二校を受験できる仕組みなどは、私が住んでいる東海地区には当てはまらないです。
こんなに毎日受験が続くなんてすごい
住んでいる場所によって、こんなに人生違うんだな…と当たり前のようなことを改めて感じさせられました。
中学受験を描いた本では「翼の翼」や「金のつのもつ子供達」などでも考えさせられましたが、子供達の人生を大人が潰さないように常に親は立ち止まって考えないといけないと感じました
『子供のためにやってる』『子供がやりたいって言ったから』という子供に逃げ場を失わせてしまいかねない言葉は、本当に子供のためなのかを真に心に問うていこうと思う本でした。