こんばんは。
山口県周南市なないろリトミック教室
福田祐美です。

みなさんは、黒柳徹子さんの自叙伝
「窓際のトットちゃん」を
読まれたことはありますか?



私は今日初めて読みました。

大晦日の紅白歌合戦で、福山雅治さんが「トモエ学園」を歌う前に黒柳徹子さんが出て来られたのを見て、そういえばまだ「窓際のトットちゃん」を読んでないな~と思い出したのです。

黒柳徹子さんが小学校時代を過ごした「トモエ学園」は個性を尊重する教育。

トットちゃん(黒柳さん)は、授業中に窓際から、チンドン屋に向かって思いっきり話しかけるなどして、目立つ言動が多くて、先生が手を焼き、ついには退学させられてしまいます。

そして新しく入った「トモエ学園」の校長先生、小林宗作は日本でリトミックをとりいれた第一人者でした。

小林先生は、初めてトットちゃんに合ったその日、トットちゃんのお話を約4時間聞いてくれたのだそうです。

こんなに自分の話を聞いてくれた人は初めてで、トットちゃんはすごく嬉しかったそうです。

そして、今までのトットちゃんのお騒がせな話を聞いて小林先生は一言

「君は本当はいい子なんだよ」
と。

それから、学校生活のあらゆる場面で、
小林先生は

「君は本当はいい子なんだよ。」

と言ってくれ、その言葉があったから
自分に自信がついて、色々な事に
チャレンジできた‼とトットちゃんは
言っています。

本の中では、トモエ学園での生活の様子が生き生きと描かれています✨

リトミックをする様子、電車の中での授業、
ユニークで楽しそうです♪

こんなに子ども時代のことを書けるということは、よっぽど楽しかったのだろうなと思いましたニコニコ本が思ったより厚かったのですが、わりと早く読めました。

そして、リトミック教育に力を注がれた
小林宗作先生。
小林先生は、子ども達の生まれつき持っている素質をいかに伸ばしてやれるかをいつも考えられていたそうです。

読んで、ほんわかする本ですが、大切なメッセージのある本だなと感じました!

まだ読まれたことのない方、
トットちゃんの世界を開いてみませんか?