第二十八夜です。
早く梅雨明けしたいですね。
オープニングは、
ビートルズ『ヘイジュード』
一昨年のNHKでビートルズ特集をやっていたときに、この曲が出来た背景を解説されていました。
確か、ジョンレノンが当時の妻と離婚する際に、彼の子供と仲良しだったポールマッカトニ―がその男の子のことを想って作った曲だったようです。
今夜のお酒は
『テキーラ&トニック』
タンブラーにライム半個分を絞り、果実をグラスに落として氷を加えてテキーラを注ぎ、トニックウオーターで適量に割って静かにステアします。
嫌なニュースが連日テレビで流れているんでしょ?
私はテレビを置いていないので目に入ることもないのですが、
ネットで随分見かけます。大津市の件です。
義家参議院議員さんの報告によれば、渦中の中学校は、文科省の平成21年・22年度に、『道徳教育実践研究事業』推進校として、文部科学省から指定され、予算もついていたそうで、男の子の自殺半年前に、その成果が発表されていたそうです。
ものすごく嫌な情報を目にしてしまった、気分です。
嫌なことを想像せざるを得ません。
そして、今日、私が思っていることは、自分がこの中学校に新任教諭として着任していたら、どういう行動をとっていただろうか、ということです。
おそらくこの中学校にも、そういう先生はいらっしゃったと思います。その先生の現在の胸中はどうなんでしょう?
報道されている内容からは、担任の教師をはじめとして、他の先生たちがまったく出てこないので、本当に???って感じですね。
生徒さんたちだけでなく、一人や二人は居たであろう心ある先生方にも大きな傷を負わせてしまったこの事件。亡くなられた男の子の事件について民事、刑事両面から捜査・裁判は進むでしょうが、教育システム等まで大きな改革をせざるを得なくなるのでしょうね。
今のシステムのままであれば、教師にはなりたくないですね。
私が担任だったら、もちろん、ここまで酷い対応はしていなかったと思いますが、学年の違う教師の立場だったら、口を出せないのでしょうね。なんかそんな気がします。
先生たちの話がまったく出てこないのは、統制されているからでしょ。校長先生とかから。
クビを覚悟のテレビ出演を期待するしかないんですね。
いろんなことを考えてしまう酷い事件です。
本当に悲しみや怒りなどで何もする気になれませんね。
少しは頭の片隅に追いやらないと。
亡くなった男の子、少しだけ別のことも考えさせて。m(__)m
離婚からの復縁実話『御崎家のピンチ』第7話
今日が2回目の調停だ。
一ヶ月ちょっとぶりの家庭裁判所。
「御崎さん、もう離婚することで合意の意向になっていると、弁護士さんから聴いていますが、その通りでよろしんですか。ユキエさんの意思も固いようですし」
担当の女性調停員は、ま、2回目ということもあってか、同情的な目で話しかけてきた。
「ええ、まあ、大筋においては合意するつもりです」
―――復縁するため。離婚には合意しなさい。
あの人の言葉が浮かんできた。
あれから、2回言われたとおりにユキエとサトルの荷物発送をした。冬物の衣料とかを中心に。ただ、それだけだ。それが、復縁対策になるとでもいうのだろうか。手紙さえ入れずに。
―――御崎くん、あなたは随分手紙で謝ったと言ったな。ご両親様にも。それで十分だ。
十分じゃないから、離婚手続きに入っていったのでは?
「御崎さん、離婚条件とかで、合意がなかったことになりそうであれば、連絡ください。次回の調停にもユキエさん側は来られないと思います。そしてその次の調停で双方の合意を確認させていただくことになり、サインしてもらうことになります。それで終わりになります。その際はユキエさんも来られますので、会うことは可能です。ただし、あくまでユキエさんが了解すればの、ことですが」
「次回も、ユキエの方との進捗状況を報告するだけで終わるんですか」
「そうですね。おそらく今日と同じ、ですかね」
「昨日、調停だったんですが、次の次で終わるようです。離婚という形で」
「そうですか。で、荷物は分けて送っているんだよね?」
「ええ、言われたように宅急便で分けて送っています」
「だったら、それを続けてください」
「本当に復縁できるんですか」
「ま、大丈夫だろ」
「いやあ、そう思えないんですが。何もしていないし、何の会話もできなくなってから、離婚話、弁護士介入ですよ」
「なにもしない、いや出来ていないから、いいんだよ。君は、ずいぶん追いかけたんだろ。追いかけたら全然ダメなんだよ」
「追いかける?」
「そう、追いかけ行為は復縁には絶対ダメ。追いかけって、電話したり、連絡を取ろうとする行為も含めてな」
なるほど。
それが本当であれば、確かにこの2か月間何も追いかけ行為をしていなかったから、OKなのか。
「相手も、かなりクールダウンしているはず。今ごろは君が出した手紙も何度か読んでいるはずだよ。そして宅急便。必要なものが少しずつ送られてくる。でも、箱の中には手紙など入っていない。あれ?って思っているはずさ」
エンディングは
植村花菜『優しさに包まれたなら』
原曲はもちろんユーミンです。私は本来原曲主義者なのですが、あまりに原曲が有名であったら、対抗馬を探してしまいます。対抗馬の歌い手さんに似合っているな、と思いましたので、今回はこの方の歌をアップしました。ユーミンファンの方、失礼します。m(__)m
(続く)
早く梅雨明けしたいですね。
オープニングは、
ビートルズ『ヘイジュード』
一昨年のNHKでビートルズ特集をやっていたときに、この曲が出来た背景を解説されていました。
確か、ジョンレノンが当時の妻と離婚する際に、彼の子供と仲良しだったポールマッカトニ―がその男の子のことを想って作った曲だったようです。
今夜のお酒は
『テキーラ&トニック』
タンブラーにライム半個分を絞り、果実をグラスに落として氷を加えてテキーラを注ぎ、トニックウオーターで適量に割って静かにステアします。
嫌なニュースが連日テレビで流れているんでしょ?
私はテレビを置いていないので目に入ることもないのですが、
ネットで随分見かけます。大津市の件です。
義家参議院議員さんの報告によれば、渦中の中学校は、文科省の平成21年・22年度に、『道徳教育実践研究事業』推進校として、文部科学省から指定され、予算もついていたそうで、男の子の自殺半年前に、その成果が発表されていたそうです。
ものすごく嫌な情報を目にしてしまった、気分です。
嫌なことを想像せざるを得ません。
そして、今日、私が思っていることは、自分がこの中学校に新任教諭として着任していたら、どういう行動をとっていただろうか、ということです。
おそらくこの中学校にも、そういう先生はいらっしゃったと思います。その先生の現在の胸中はどうなんでしょう?
報道されている内容からは、担任の教師をはじめとして、他の先生たちがまったく出てこないので、本当に???って感じですね。
生徒さんたちだけでなく、一人や二人は居たであろう心ある先生方にも大きな傷を負わせてしまったこの事件。亡くなられた男の子の事件について民事、刑事両面から捜査・裁判は進むでしょうが、教育システム等まで大きな改革をせざるを得なくなるのでしょうね。
今のシステムのままであれば、教師にはなりたくないですね。
私が担任だったら、もちろん、ここまで酷い対応はしていなかったと思いますが、学年の違う教師の立場だったら、口を出せないのでしょうね。なんかそんな気がします。
先生たちの話がまったく出てこないのは、統制されているからでしょ。校長先生とかから。
クビを覚悟のテレビ出演を期待するしかないんですね。
いろんなことを考えてしまう酷い事件です。
本当に悲しみや怒りなどで何もする気になれませんね。
少しは頭の片隅に追いやらないと。
亡くなった男の子、少しだけ別のことも考えさせて。m(__)m
離婚からの復縁実話『御崎家のピンチ』第7話
今日が2回目の調停だ。
一ヶ月ちょっとぶりの家庭裁判所。
「御崎さん、もう離婚することで合意の意向になっていると、弁護士さんから聴いていますが、その通りでよろしんですか。ユキエさんの意思も固いようですし」
担当の女性調停員は、ま、2回目ということもあってか、同情的な目で話しかけてきた。
「ええ、まあ、大筋においては合意するつもりです」
―――復縁するため。離婚には合意しなさい。
あの人の言葉が浮かんできた。
あれから、2回言われたとおりにユキエとサトルの荷物発送をした。冬物の衣料とかを中心に。ただ、それだけだ。それが、復縁対策になるとでもいうのだろうか。手紙さえ入れずに。
―――御崎くん、あなたは随分手紙で謝ったと言ったな。ご両親様にも。それで十分だ。
十分じゃないから、離婚手続きに入っていったのでは?
「御崎さん、離婚条件とかで、合意がなかったことになりそうであれば、連絡ください。次回の調停にもユキエさん側は来られないと思います。そしてその次の調停で双方の合意を確認させていただくことになり、サインしてもらうことになります。それで終わりになります。その際はユキエさんも来られますので、会うことは可能です。ただし、あくまでユキエさんが了解すればの、ことですが」
「次回も、ユキエの方との進捗状況を報告するだけで終わるんですか」
「そうですね。おそらく今日と同じ、ですかね」
「昨日、調停だったんですが、次の次で終わるようです。離婚という形で」
「そうですか。で、荷物は分けて送っているんだよね?」
「ええ、言われたように宅急便で分けて送っています」
「だったら、それを続けてください」
「本当に復縁できるんですか」
「ま、大丈夫だろ」
「いやあ、そう思えないんですが。何もしていないし、何の会話もできなくなってから、離婚話、弁護士介入ですよ」
「なにもしない、いや出来ていないから、いいんだよ。君は、ずいぶん追いかけたんだろ。追いかけたら全然ダメなんだよ」
「追いかける?」
「そう、追いかけ行為は復縁には絶対ダメ。追いかけって、電話したり、連絡を取ろうとする行為も含めてな」
なるほど。
それが本当であれば、確かにこの2か月間何も追いかけ行為をしていなかったから、OKなのか。
「相手も、かなりクールダウンしているはず。今ごろは君が出した手紙も何度か読んでいるはずだよ。そして宅急便。必要なものが少しずつ送られてくる。でも、箱の中には手紙など入っていない。あれ?って思っているはずさ」
エンディングは
植村花菜『優しさに包まれたなら』
原曲はもちろんユーミンです。私は本来原曲主義者なのですが、あまりに原曲が有名であったら、対抗馬を探してしまいます。対抗馬の歌い手さんに似合っているな、と思いましたので、今回はこの方の歌をアップしました。ユーミンファンの方、失礼します。m(__)m
(続く)