第二十五夜です

 最近、復縁相談が増えており、ブログするよりも、相談相手になっている時間の方がはるかに多くなりました。
 
 それはそれで構わないんです。
 
 少しでも、悩みが減って、笑顔の数が増えていけば、日本中明るさが増していくのだと思って積極的に行っております。
 
 ま、実際バーで、リアルの相談を受けていた頃から感じていたのですが、男と女の違いについて感じていることをお話しします。
 
 私が心理学者や精神医学者であれば断定的に言うこともできるでしょうが、いかんせんしがない元バーテンダーの体験に基づく話ですので、あやふやな言い回ししかできないことをご了解ください。コンプライアンスに抵触する恐れがありますので(笑)

注:大学生の方々へ、『コンプライアンス』の意味ぐらいは理解したうえで就活してくださいね。


恋愛時における男と女の大きな違い

『女々しい』って言葉がありますよね。この言葉を女性に向けて言ったことがありますか?

おそらく、無いと思います。

男向けには使ったことがあるのでは? ある、という方はいらっしゃると思います。

そうなんです。男は女々しいんです。誰もが。

 女性は、一つの恋愛が終わると、スパッと男らしく次への切り替えモードに入り、新しい恋愛が始まると、以前の恋愛の事をほぼ忘れている様です。つきあった相手を忘れるとか、デートの場所を忘れるとかではないですよ。

 相手への心情がなくなるようですよ。サラッと「あぁ、あの人元カレ。去年までの」って感じですね。


 男性は、女々しく、ずうっと引きずります。

 自らの別れであっても、未練たらしい、のです。

 そこから、別の女性と付き合うようになっても、忘れていません。

 いい思い出だけが記憶の中に残っていきます。

 記憶の上書きができないんですね。

 完全消去ができないんですよ。

 

 だから、女性⇒男性の復縁は非常に易しいのだと思います。

 私のアドバイスとか、ほとんどこの男特有の弱点を突くやり方で進めていますね。他にも男には大きな弱点があります。この二つを組合わせますが。ほとんど。

 男からみたら、さしずめ、私は敵なのかもしれませんね(笑)


さて今夜のオープニングは、







今夜のお酒は、『ブリュースター・スペシャル』です

「ブリュースター」とは、醸造者の意味

ウォッカをサイダーで薄めるだけのシンプル・レシピです。
ウオッカ:サイダー=1:2くらい

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新シリーズ
『離婚からの復縁―御崎家のピンチ―』第4話です。


「御崎達也くん、それでいいでしょ。離婚防いでも、復縁できなかったら意味ないでしょ」

 正直、俺はとまどった。

 そういう発想はなかったのだ。

 いや、普通そうだろ、離婚を合意してから、

復縁工作? ありえねえ……

「ま、ま、そんな不思議そうな顔しなさんな。黙って、私の言うとおりに動きなさいよ」

 イヤな気持ちの方が強かったが、

他に手立てはなかった。

「はい、わかりました」

「じゃあ、先ずは先方の弁護士さんとは、あくまで事務的に、ビジネスライクに進めてかまわんよ。離婚に合意したというのであれば、先方も感情的なことは失せるじゃろうて」

 黙って聴くより仕方がない。

「わかりました。弁護士さんとはそのように進めます」

「うん。で、奥さんの荷物はまったく家には残っていない?」

「いや、衣類とか、バックとか少し残っていますが」

「それをな、少しずつ分けて送ってやりなさい。手紙を入れたりしないようにな」

 ますますわからない。

 このオッサン本当に大丈夫かな?

「離婚調停のスケジュールとか、最後の事務手続きとか、そういうおおよそのスケジュールがわかったらまた連絡してくれな」

「はい。あ、あと、荷物の発送はいつまでに終わらせれば……」

「できれば、一週間おきぐらいで、最後の手続き直前で終わるのがいいな」

「あの、それだけで、いいんですか。妻に対しての復縁工作、ってのは」

「ああ、余計なことをしないのも行動のひとつ。今は冷却期間と思って何もしない方がいい。御崎くん、君はまだ冷静になれていない様だしね」

 本当に、何もしなかった。

 荷物を発送するだけであり、離婚の方は弁護士の求める

ことにできるだけの対応をしていった。

 次の2回目の調停は2週間後であった




エンディングは私の好きな映画のひとつから、




ペタしてね

(続く)





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