ご訪問下さり、ありがとうございます
私が欲しい物はお店で買えない
1月24日夕方
今年20歳になるおばあちゃんが
突然痙攣発作を起こした
3分程で意識は戻ったけれど、
その後反時計回りにぐるぐる歩き廻ったり
徘徊して落ち着かず、左足がふらついていた
今まで病気をしたことがないおばあちゃん
もう高齢なので、通院などのストレスをかけず
我が家で看取る覚悟をした
翌日の夜2回目の発作があった
その後も部屋中徘徊するけれど、
水飲み場の前に行っても飲まず
食事も摂らなくなり、見るみる弱っていく
1月28日とうとう後ろ足が立たなくなり
動けなくなった
意識も朦朧としているのか
目は開いていても声かけに反応してくれない
あなたまで逝ってしまうの?
1月29日夜勤に出かける前、ケージの中に
暖かいベッドを用意しておばあちゃんを休ませた
帰宅するまでは持たないだろうと思い、
今までのお礼をたくさん伝えた
でも、どうか待っていてほしい
翌朝祈る気持ちでタクシー飛ばして帰宅すると
おばあちゃんは待っててくれた
驚いたことに
ケージの中に用意していた食事も少し減っていて
起き上がれるようになっていたのだ
おばあちゃんは生きることを諦めていなかった
この日を境にどうにか持ち直してくれて
まだ油断はできないけれど
今徐々に体力を回復しつつある
あれから発作も起きていない
こんな風に眠るおばあちゃんを
もう一度見られるなんて…
まるで奇跡のよう
確かに幸せは目の前にある
リーラとももちゃんの介護で
おばあちゃんには随分辛抱させてしまった
余命がどれだけあるのかわからないけれど
神様に頂いた時間を大切にしようと思う