ご訪問下さり、ありがとうございますひまわり

今朝5時過ぎにお嬢黒猫が旅立った

まだ14歳だった
2年以上前から体調を崩していて
もうダメかと思うことが何度もあったのだけれど
ここまで頑張ってくれた

昨日は夜勤明け

ここ1週間程、食事はチュールを指に付けて
どうにか食べてくれる状態だったのに

仕事に出かける前、皆に食事をあげていると
ベッドから飛び降りて来て

みんなと一緒にカリカリとにぼし、
ウエットフードを少しずつ食べて
満足そうに顔を洗った後爪を研いだおねがい

にぼしやカリカリを食べたのは
おそらく1年以上ぶりなので驚いたけれど
本当に嬉しかった

その日は、この冬一番の寒波が来るとの事で
寝床にカイロをしのばせ防寒対策はしたものの
長時間傍にいてやれず
帰宅するまで持たないかもと覚悟して家を出た

長い夜勤が終わり、急いで家に戻ると
みんなに温めてもらいながら
ベッドの上で待っているお嬢を見た時は
涙が出そうになった
そして少し日差しが入るようになると
元気な頃のように出窓まで日向ぼっこしに行った

夕方、
みんなに混じってウエットフードを少し食べ
爪を研いだ後トイレに行く途中で倒れた

その後寝床で休ませている間も
トイレと水飲み場には自分で行こうとするので
その都度連れて行き

亡くなる数時間前まで
指に付けたチュールを舐めたり
人の動きを目で追ったりして
機嫌よく過ごしていたけれど

やがて急に起き上がり
みんなが寝ている所に這って行った

そして徐々に意識が薄れ
30分後みんなに見守られて
静かに安らかに息を引き取った

元々プライドが高く、気が強い子で
人にも慣れす、他の子達も寄せつけなかったのに

何故かお姉ちゃんに猛烈に慕われて飛び出すハート
徐々に他の子達も受け入れるようになったお嬢

最後はみんなに見守られながら旅立った

別れは辛いけれど
最期の数日
みんなと一緒に食べたいものを食べ
日向ぼっこをして
この子らしく機嫌よく
好きなように過ごせたことが
まるで奇跡のようでせめてもの慰めである

この子の名前はもも
享年14
ブルーグリーンの目がとても神秘的な子

ももちゃん
我が家に来てくれてありがとう
私を信頼してくれてありがとう

本当にお疲れ様でした
またいつか虹の橋のたもとで再会できますように