待望のライトヒラメロッドのフラッグシップである極鋭ライトヒラメがDAIWAさんから発売されました。少し遅れてしまいましたが、ご紹介です。私の意見を取り入れてもらったので思いいれ全開のロッドとなっています。

極鋭ライトヒラメM-215
私の一押しなのは、このモデル。ズバリライトヒラメを楽しみ尽くすように作ってもらいました。

外房のウネリをかわしつつ、ヒラメの食い込みを促すように穂先から穂持ちはしなやかに。ヤリトリ時には、存分に竿を曲げる喜びを味わってもらえると思います。でも、胴はしっかりしており、Ⅹトルクの特性加わって魚をコントロールしやすくなってます。

そして極鋭といえばスーパーメタルトップ。しなやかなので、目感度に優れヒラメの食い込みを妨げません。そして何よりも手感度がいい!ライトヒラメでこの手感度は、非常に重要。

オモリが底を叩く、イワシが暴れる、そしてヒラメのアタリと、ライトヒラメをやっていると竿先には非常に多くの情報が伝わります。逆に言うと情報が多すぎてアタリがわかり辛い時も有る位です。でも、ヒラメのアタリの多くは、手感度で判断出来る場合が非常に多いんです。

だから、私は高いタナで、底を切っているような時は余所見をしてしまうことも多いんです。でも、手持ちであれば手感度を頼りに釣りが出来チャいます。

そして、何よりも軽いのが一番。竿自体はモチロン、短い分持ち重りも無く一日手持ちで疲れません。

この215センチという長さですが、200センチのゲームロッドでは、ウネリの高い日や横流しで入りこむ時に対応しきれない場面が多かった・・・それでもライト感は譲れない!って感じで絶妙の長さに設定してあります。

夏ヒラメではこのM-215で楽しめる日が多いと思うので是非お試しください。


極鋭ライトヒラメMH-235
こちらは、ちょっと長めのオールマイティー選手。プロトタイプを使う前はちょっと心配でした。何がって?ちゃんとライト感があるのかどうか。でも、使ってビックリ、ちゃんとライトヒラメロッドでした。

DAIWAさんの技術に脱帽です。いままで、ノーマルのヒラメロッドに240センチのモデルはありましたが、5センチ短いだけですが、隔世の感がありますね。

こちらは、長い分クッション性は問題ないので、全体的にシャッキリして操作性に配慮してもらいました。これなら、横流しで船下に入り込む時も対応し易いとおもいます。

発売されて一ヶ月のこの極鋭ライトヒラメですが、MH-235の方が圧倒的に人気みたい。確かに、こちらの方がノーマルからの初めてのライトの人にも受け入れてもらい易いし、どちらか一本となると、どんな時でも使い易い方となるのは分かります。

でも、釣果を突き詰めるのではなく、楽しさを取るとやはりM-215。私はこちらをおススメしたいんだけどなぁ・・・まあ、どちらにしても楽しいんですけどね。

DAIWAの宮澤さんがビックリしていました。「ヒラメってこんなアタリを出す時もあるんですね。ニュ~ン見たいな」そうです、そうなのです、ヒラメってコツコツ、ガツガツのアタリだけではないんです。

イカみたいにニュ~ン、じわ~って感じのアタリを出す時も結構あるんです。これが分かったのはライトタックルにしてから。それから、私はライトタックルヒラメが楽しくて病み付きになってしまいました。

釣果もモチロンですが、より楽しくを一人でも多く体感してもらいたいなぁ。釣具屋さんでこの竿を手にしてください。そしてこの竿でヒラメを釣る場面を想像してみて下さい。ニヤ~としてしまった人はライトヒラメ信者の仲間入りです。

私のライトヒラメ布教活動もDAIWAさんという最強の味方を得てさらに加速しています。ライトヒラメザビエルとしては身が引き締まる想いです。といいつつ楽しんでいるだけですけどね・・・エヘへ

今年も梅雨が明けて夏ヒラメは本番。私の次の釣行は飯岡かなぁ?
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9日は今期初のプライベートでライトヒラメ!犬若港のK丸さんに出撃。この日は朝一霧が濃かったもののベタナギのライトヒラメ日和。

朝の内はほとんど潮の流れが無い状態で苦戦。型を見ている人はいますが、私はイマイチ状態。いきなりアタリは有ったものの、始めはサバ君。その次はビックリするような大アジ。

しばらくして、やっとヒラメ君の顔を見ることが出来ました。反撃開始と行きたい所でしたが、そうは行きませんでした。アタリは有るものの合わせ損ねの連発に悶絶。潮の流れが無い時は食い込みも悪いものですね。

やっと来た重々しいアタリに緊張が走りました。スワ大ヒラメか?と思いましたが上がってきたのは特大マトウダイのスレ!ガックシ。

この後、ヒラマサかワラサらしきナブラが立つ場面も有りました。この後、徐々に潮の流れが出てきました。船中では女性が大きなイセエビを釣るハプニングも有りました。う~ん、ちょっとうらやましい!「ボクも釣ってみたいニャ~」とつぶやく私なのでした。
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中盤からジンワリと調子が上がってきました。暑さで集中力を切らしている人も見られましたが、私は暑さに強いのでなんのその。ライトタックルなので疲れないのも集中し続けられる理由かも。
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途中で大きなウミガメが船の近くによってくる場面がありました。ウミガメを見つつも極鋭ライトヒラメの手感度でリサーチは続けていましたよ。そんなこんなで、前半のテイタラクを何とか挽回して、ご覧の釣果に。

港に帰ってから女将さんに「福田君ならもっと釣ってくれると思ったのに!」と言われてしまいました。反省しております。でも、アタリはイッパイで楽しかった~。勝手に自己満足な私なのでした。

そういえば、極鋭ライトヒラメの説明をしていませんでした。次回にご期待です。
3日はまたまた飯岡の第一S丸さんでライトヒラメでした。今回は言わずと知れたDAIWAの宮澤幸則さんとご一緒。釣りビジョンさんの撮影のお手伝いと言うかお邪魔虫で参加する事になりました。

宮澤さんとは去年から何度かライトヒラメでご一緒しました。ご存知の方も多いと思いますが、宮澤さんはとにかく釣りが上手いので有名。

宮澤さん自身、ヒラメ釣りは余り経験が無いとの事でしたが、いきなり釣りまくりでビックリ。始め私は案内役と思っていましたが、とんでもない。数だけでなく、いきなり大型を釣り上げたり、「釣る人は違うんだなぁ~」と思うばかりです。

また、研究熱心で仕掛けの工夫にも余念がありません。私はかえって勉強になることばかりのような気が・・・

でも、色々な状況や船の流しなどに対応して釣ることが求められるヒラメ釣り。夏ヒラメのアドバイスが出来るかなぁ?と思って今回はご一緒しました。

今回も宮澤さんは、いきなり釣っちゃうかな~と思っていたら・・・あらら・・・?でも、流石ですね、最後にはきっちり結果を出してくれました。
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苦労した分、掛け値なしの笑顔を見せてくれました。今回、私が何よりも嬉しかったのは、宮澤さんが「ライトヒラメ、面白いですね~」としみじみと言ってくれた事です。ライトヒラメの宣教師の私としては、これ以上の言葉は有りません。

今回の収録の放送は今月下旬になるみたい。私は、これからも布教活動に力を入れて行きますので皆様、どうか宜しくお願いします。